今年から路線をスプリント戦線に変更し、1600万→オープン特別を連勝。もともと、気性面でカリカリした馬ですから、昨年まで使われていた中距離の緩い流れで馬を我慢させるよりも、速いペースで自然と流れに乗り、末脚を生かした方が持ち味が生きるのかもしれませんね。
何より、感心してしまうのは陣営の大胆な切りかえです。昨年の最終戦は1800mでV。結果が出ているにもかかわらずの路線変更は勇気がいること。しかも、それをキチンと結果に結びつけるのですから、すごい!のひと言です。
前走は前残りの展開で10着に終わりましたが、今回は先行激化が予想される組み合わせ。3走前の千葉Sでは重馬場とはいえ、上がり3Fは芝並みの34秒7。勝ちタイムの1分9秒5も重賞レベルです。中間は立て直しに専念。久々も過去(4)(6)(2)(3)着の良績があるように不安はありません。発馬後の芝も慣れてきたし、新潟のこの条件もこなしてくれることでしょう。