前走の大阪城Sは1番人気の評価。道中はいつものように後方から。直線では大外一気に追い込み態勢に入りましたが、坂上で手応えが微妙に怪しくなり、3着に終わってしまいました。
伸びを欠いた理由は、内と外が離れていてソラを使ってしまったこと。もともと早めに先頭に立つとやめてしまう癖があったり、追い出してからモタつくところがあるなど決して乗りやすい馬ではありませんからね。それでも、久々で別定58キロを背負っての一戦だったことを思えば、及第点を与えられる内容でした。
超大型馬ですから叩かれた上積みは大。ハマッたときの切れ味は半端じゃありませんし、たとえこのメンバーでも1、2を争う瞬発力の持ち主なのは間違いないでしょう。昨年の新潟大賞典で驚異の上がり3F31秒9を叩き出したときの川田騎手に手綱が戻るのも見逃せません。お手馬ですから、気を抜かせないようにゴールまで導いてくれるはずです。当日は晴れそうですし、外回りならチャンス十分です。