報道をまとめると、現場は下り坂。都道118号を三鷹方面に北進していた木村の乗用車は、同交差点の左車線に入り赤信号でいったん停止。その後、ブレーキが緩んだとみられ低速で前進し、男性が乗る前方のバイクに衝突。バイクは弾みで前方の乗用車に衝突する玉突き事故となったが、木村を含めケガ人はいなかったという。
木村が運転していたのは大型外国車「ハマー」。現在大きなロケ仕事などがない時期で、この日はオフだ。警視庁調布署は詳しい原因を調べているが、木村は「考え事をしていて、ブレーキを緩めてしまった」と説明しているというのだ。
「2日前の18日には、同じ元SMAPメンバーの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が同事務所を9月に退所して、独立することを発表。さらには、不仲説が流れている中居正広は事務所に残留。木村の『考え事』についてあれこれ詮索されることになってしまう。おまけに、SMAP解散の“戦犯”とされイメージダウン。主演映画『無限の住人』もコケ、イメージ回復が難しい中、最悪のタイミングでの事故となってしまった」(芸能記者)
同日夜、木村が所属するジャニーズ事務所はマスコミ各社にファクスを送り、「被害者はもちろんのこと、ファンの皆様や関係各位にご迷惑とご心配をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。
とはいえ、木村といえば、当時、「トヨタ自動車」のCMに出演していたにもかかわらず、11年と12年にそれぞれスピード違反で反則金を納付。12年には点数制度で免許停止処分にもなっていただけに、事務所がいまだに運転を許可し続けていること自体が問題のようだ。