バートンは、同作の終了シーンが不明瞭で、続編の可能性をほのめかすものであったことは認めたが、新作映画として話を続けることはダメなアイデアだと考えている。
バートンは、MTVニュースに、「僕にとっては、これこそがあのテーマなんだよ。可能性を広げているんだ。夢みたいなものだよ。解釈を観客に任せるために、開放したままにしておくのさ」「『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の続編を作れ、っていうプレッシャーをかなりかけられたけど、僕はそのまま放っておいたほうがいいと思う映画もあると考えてやりたくなかったんだ。観客の心を汚さないって感じかな」と話す。
バートンはまた、続編の製作をする圧力をかけてこないディズニー側にも感謝しているという。
「彼らも利口だよ。あの作品がそのままの方がいいって彼らも思ったんだな。全然プレッシャーをかけてこなくて、素晴らしいことだし、賢い選択で、正しいことだと思う」
『アリス・イン・ワンダーランド』の続編を作ることはないようだが、バートンは現在、同作のブロードウェイ・ミュージカル化の話し合いの最中だ。
「話し合いをしているところだよ。興味あるアイデアがちょっと湧いたという理由だけなんだけど。どこまでやるかは分からないけど、何かはやると思う。ステージでのライブみたいなことをずっとやりたいと思っていたんだ。だから、まずやってみて、どうなるかを見てみようってわけ」