モナは自身のブログで結婚を報告し、妊娠はしていないものの、「来年の春頃をめどに、お式をあげようと考えています。そして、それを期に、家庭にはいって、彼をささえることに専念しようと思っています」と“寿引退”することを明かした。
モナは学習院大卒業後、大阪の朝日放送(ABC)に女子アナとして入社。「個性あるルックスと安定したアナウンス技術で視聴者の人気も高かった。退社理由はなぜか家庭の事情」(同局関係者)というが、05年3月に退社。退社後は上京し、看板タレントのビートたけしを抱える「オフィス北野」に所属し芸能活動を行うこととなった。
翌年9月末からはリニューアルしたTBSの看板ニュース番組「ニュース23」にキャスターとして抜擢されたが、ここからが“スキャンダル人生”の始まりだった。同番組のリニューアルされた直後、写真誌で民主党の細野豪志衆院議員との路上キス写真を掲載され、不倫疑惑が発覚したのだ。事態を重く見た同局はただちにモナを「体調不良」を理由に休養させ、結局、そのまま降板させられた。「この件がきっかけになって、局アナ時代に俳優の椎名桔平と不倫していたことも明らかになった」(女性誌記者)というからもともと“不倫体質”だったようだ。
しかし、そこからのモナの開き直りはすばらしく、同年12月、たけしが司会をつとめる日テレ「お笑いウルトラクイズ」の収録に参加。スイカのかぶり物姿を披露するなどはじけた。
07年9月には写真誌でゲームクリエイターの男性と海外でバカンスを楽しむ姿を報じられた。
08年7月にはフジテレビの情報番組「サキヨミ」でキャスターとして復帰したが、なんとその夜、妻子持ちで当時巨人だった二岡智宏内野手とラブホテルに入ったことを女性誌で報じられてしまう。
「モナはまるで『二岡に強引に誘われた』とでも言いたげなコメントを発表したため、評価をガクンと下げた」(芸能記者)というが、当然のように番組は降板させられ、無期限の謹慎処分を事務所から下された。二岡は巨人に居場所がなくなり、同年オフに北海道日本ハムにトレードされてしまった。
同年限りで謹慎を解かれたモナは09年に入り仕事復帰したが、同時に結婚したお相手との交際が発覚した。
その“ネタ”で引っ張りイベント出演をこなし、今7月には舞台初出演で女優デビューを果たしたが、東京進出から約5年半で“寿引退”を発表した。
「短い割には激動の芸能界での人生にモナも疲れ果てたのでは。それよりも気の毒なのは、モナに何かと目を掛け、不祥事の度に尻ぬぐいをしてきたたけしではないのか」(同)
今後、たけしがどうモナを“メッタ斬り”にするかが注目される。