アメリカでの成功にフォーカスを当てた新作ドキュメンタリーでエルトンは、友人が彼のパフォーマンスを向上させるために上物のヤクを食事に混ぜたことがあると告白した。
「朝の7時半に終わって、『今まで7時半まで起きていたことなんてないけど、すごく気分がいい!』って思ったよ。何年も後になって食事の中にコカインが混ざっていたことを知ったんだ」
アメリカのロックバンド、スリー・ドッグ・ナイトのメンバー、ダニー・ハットンは「多分言い忘れていただけじゃないかなあ。まあ、害は出なかったよ。成功する方向に効いたよね」とコカイン混入を語る。
『マッドマン・アクロス・ザ・ウォーター:ザ・メイキング・オブ・エルトン』と題されたこのドキュメンタリーは、無名のイギリス人ミュージシャンだったエルトンが、60年代後半から70年代初めにかけて名声を手に入れた過程を描いている。
ボブ・ディランやビーチ・ボーイズの中心人物ブライアン・ウィルソンなど、当時最大のスター達と付き合っていた自分について、エルトンは、「2か月の間に世界で最も素晴らしいミュージシャン達の何人かに出会ったことは喜びだった」と語る。
またエルトンは、私生活でのパートナー、デヴィッド・ファーニッシュが製作しているディズニー映画『ジェノームとジュリエット』のサントラに収録される『ハロー、ハロー』という曲で、レディ・ガガとデュエットをした。ガガとエルトンは以前、1月に行なわれたグラミー賞でも共演していた。