学生時代にやり残したことがある公開を抱くタレントが、実際の高校で“転校生”となり、数日間過ごし思い出作りをするというコンセプトの本番組。初回はANZEN漫才のみやぞんが北海道へ、木下が愛媛へ転校生として学生たちと思い出を作っていた。
木下は愛媛の離島唯一の高校に“転校”し、学生たちと友だちに。交流している中で、「いじめられる確率が低いからこの学校に通ってる」「小中ともに不登校だった」という女子生徒に感銘を受ける場面もあり、最終的には交流した生徒と仲を深め、涙のお別れをしていた。
しかし、木下と言えば、今月上旬に発覚した、姉が働いていたタピオカドリンク店を巡る騒動が物議に。タピオカ店のオーナーに「弁護士たてて、法的処理、いくらでもできる」「週刊誌に姉がこういうめにあったって言える」などというメッセージを送っていたとして、「恫喝になるのでは?」といった批判の声が相次いでいた。
「実は、放送前からも『本当に流すの?』『徳井はカットされたのに木下優樹菜はなんでカットされないんだ』といった困惑の声が集まっていました。また、冒頭で収録日のテロップが出るのでは? といった声もあったものの、それも出ず。テレビメディアでは、木下のこの騒動についてほとんど扱っていないこともあり、視聴者からは、『あんなことやってた人が今更なにしても感動しない』『一緒に出てた学生も思い出汚されちゃったね』『今更良い人アピールしても完全に逆効果』といった声が殺到。スポンサーに問い合わせたという書き込みも多く見受けられました」(芸能ライター)
また、番組内容に疑問を持った視聴者もいたという。
「実は木下、16年11月1日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した際、学生時代、『こっちで言っていることと、そっちで言っていることが全く違くて、どっちにもいい顔をしたがる女』に対し、みんなの前でそれを暴き、不登校に追い込んだことを得意そうに告白。しかし、視聴者からは『いじめでは?』という指摘が多く寄せられていました。今回訪れた学校では、不登校の生徒の話を親身に聞いていましたが、『いじめ自慢した人が話聞いても…』『いじめ自慢してた人間を、そういう問題で悩んでる子達が通うような安息の場所にブッ込むってなに?』という困惑の声も聞かれてしまいました」(同)
ネット上からはほぼ批判の声しか聞かれていない状態。この現状は今後のバラエティ番組出演にどう影響するだろうか――。