昨今のアニメ人気を見せつけるかの様な長蛇の列。10時の開場直後から付近はアニメファンの熱気でムンムンだ。客層は家族連れからアニヲタまで様々。パブッリクステージでのイべントやトークライブが始まると歓声が会場全体に響いた。イベント観覧ができる定員は限られており、人気作の整理券配布はすぐに終了してしまう。お目当て整理券を目指しオタクたちの静かな戦いが繰り広げられた。
アニプレックスが主導で製作を進めた『宇宙ショーへようこそ』、角川映画の『いばらの王 -King of Thorn-』、2010年夏に公開予定のスタジオジブリの最新作『借りぐらしのアリエッティ』など、最近の劇場放映アニメの好調ぶりを示すように、例年以上に劇場版アニメの紹介、展示が目立つのが今回の特徴。
アニメのほかにも哀川翔主演の特撮映画『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』、3D映画の公開が決定した東北新社のGAROなど、特撮系の作品も見られた。物販では会場限定のキャラ扇子なのが売られており、原作者や声優のサイン入りポスターやグッズなどのオークションも行われた。
ちなみに多くのサブカルチャー系イベントではよく見かけるコスプレだが、残念ながらこのイベントでは禁止。コスプレイヤーが皆無なのはちょっぴりさびしい。そんな中で目立ったのはアニメキャラの格好をしたコンパニオンたち。そのコたちを熱心に撮影するカメラ小僧はちらほら見かけた。(まちゃ)