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ブルーインパルス、3月20日松島基地展示飛行レポート

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ブルーインパルス

 東京五輪の聖火を乗せた特別輸送機が3月20日、強風の影響で予定を1時間半早めて宮城県の航空自衛隊松島基地に降り立った。

 聖火到着式では、強い風が吹く中、松島基地所属の曲技飛行チーム、ブルーインパルスが展示飛行を行った。5色の煙による五輪マークは風に流されたが、その後に編隊長を先頭に横一線に並んで飛行する“リーダーズベネフィット”という隊列飛行は見事に成功、大空から聖火の到着を祝福した。新型コロナウイルスの影響で式典の規模は縮小されたが、基地周辺には聖火の日本到着の瞬間に立ち会おうと多くの人が集まり、歓声を上げて空を見上げた。

 式典では、特別機に搭乗する組織委員会関係者が聖火の灯ったランタンを機外に運び出し、五輪3連覇を達成した柔道男子の野村忠宏とレスリング女子の吉田沙保里に受け渡した。その後、野村と吉田が聖火皿に点火した。

 式典後、サンドウィッチマンの2人は、聖火を石巻市に届けるためランタンに入った聖火を受け取った。富澤たけしが「この火でタバコをつけてみたいと思う」と話し、笑いを呼んでいた。

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