ボクシングで06年1月に日本王者となったが、同年10月の防衛戦で挑戦者にキックや頭突き、馬乗りになってのパンチなど悪質な反則を犯したことで知られる。K-1谷川貞治イベントプロデューサーから「亀田大毅よりはるかにひどい反則」と狂拳ぶりを指摘される男は、昨年ボクシング界を去り、闘いの舞台をK-1に移すことになった。
デビュー戦では60キロ級のイケメン日本人エース上松大輔と激突する。会見ではボクサー時代の反則を踏まえ「あの時はガキでした。今は一線は越えないッス」と改心をアピール。だが「(母校の山梨・富士河口湖高校の先輩レスラー武藤敬司のように)ツバで毒霧を吹いちゃいますよ」と不敵なメッセージを放つ一幕もあった。
一方、この日は上松も練習を公開。「試合前に何を言われても何とも思わない。反則をされてもアピールしない。パンチで倒す」と宣言した。
現役ファッションモデル兼K-1戦士というイケメンファイターは、試合後、3月8日にモデルとしてファッションショー「渋谷ガールズコレクション」を控えているが「顔は殴らせない」と自信満々だ。