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【ドラマの見どころ!】日本語が怪しいゆとり世代が主演の『日本人の知らない日本語』

 今日の【ドラマの見どころ!】は、大人気ゼブラクィーン仲里依紗ちゃん主演の『日本人の知らない日本語』(日本テレビ系)。最近の若い子って日本語乱れてるねって実は自分たちも若い頃に言われていた事を棚に上げた大人が、日本語が使えない若い子の恥をさらしてベストセラーになった原作本をドラマ化。だけど、最近の若者の言葉の乱れはアレが原因よ。若者よ、日本語よりももっと、他に知らなきゃ損する事って、いろいろあるのよ。

 ショップ店員だった嘉納ハルコ(仲里依紗)は、入院中の高校時代の恩師・秋元邦子(朝加真由美)に頼まれ、日本語教師のバイトをすることに。そこの生徒でロシア人のダイアナはバイト先のファミレスで「マーボードーフになりま〜す。」とか、「ご注文の方はよろしかったですか?」などのバイトマニュアルの言葉が変だと店長に食って掛かり、店をクビになってしまう。ハルコはクラスの外国人学生や同僚の渋谷太陽(青木崇高)、カトリーヌ(原田夏希)らとともに、何とかダイアナがバイトに戻れるように奔走するが…。

 外国人学生達の疑問を通して、異文化や日本語の良さを知る。というのがドラマの建前だけど、結果的には誤った「言葉」を話す若者に正しい日本語を分からせて、大人たちが気持ちいいように作られているお勉強ドラマ。だけどバイト言葉を作ったのは大人だし、バイトだって好きで恥を曝しているわけではない。最近の丁寧すぎる接客言葉は、就職難が原因ね。みんなやっとみつけた仕事でお客にすこしでも良く思われようと必死なの。しかもバイトは使い捨てなので誰も注意しない。本当に問題なのは、「言葉」ではなく、就職できないで正しい言葉を学ぶ機会が無い事。店を変わっても、「ご注文の方はよろしかったですか?」を永遠に繰り返す彼らは無意識のうちに社会に抵抗しているんじゃないかしら。

 ハルコがわざわざ教えなくてもいいぐらい日本語が達者な外国人たちは、多分アノ事務所からきている。日本語だけじゃなく、みんなやたらと芸も達者。対し、日本語が怪しいゆとり世代の仲サンは、演技力はいまいち。でもオシャレで健康的なキャラクターはあいかわらずイイ。「龍馬伝」では怖い人の役だった青木崇高が、親しみやすい同僚の役で登場。チャッピー的にはこの人と、メニュー豊富なイケメン?外国人さんたちに期待だわ。(チャッピー)

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