記事では、梅宮が「芸能界はキラキラしたところではないと存在する意味がない。その点において今は全然ダメ」「自分は今の世の中には通用しない」といった話が紹介されている。多くの映画作品で共演し、盟友として知られた松方弘樹、山城新伍、渡瀬恒彦、菅原文太といった俳優仲間たちが次々と鬼籍に入っているのもこたえるものがあるようだ。ただ、所属事務所のコメントも紹介されており、芸能界からの完全引退は否定されている。
これを受け、ネット上では「確かに梅宮級のスターはいなくなったよな」「まだまだ頑張ってほしいわ」といった声が聞こえる。一方で「気持ちはわかるけど、時代が変わっているのは確かかもしれない」と、「すでに自分の時代ではない」と語った梅宮の言葉に同調する声もある。
「今は誰もが知る大スターは存在しない時代といえるかもしれませんね。人々の興味が細分化していますので、むしろその中で小型スターが誕生している時代といえるでしょう。YouTuberなどその典型ではないでしょうか。先日は、明石家さんまを知らない小学生がいると脳科学者の茂木健一郎氏がブログに綴り話題となりましたが、こうした傾向はさらに進んでいくのではないでしょうか」(芸能ライター)
ある意味では仕方がないとはいえ、寂しさが残るのも確かである。