Q.今回、演じる役どころを教えて下さい。
A.ドラマは老舗旅館の物語です。女将を目指して若女将として日々修行中の神楽瑠璃子という役です。昔にお母さんを失くし、妹を弟がいるので、「自分がしっかりしなければいけない」と考えています。もちろん仕事の面でも。シャキッとした女の子です。
Q.はじめての昼ドラですね。“昼ドラ”ってどんなイメージがありましたか?
A.私、昼ドラは大好きでした。よく見ていましたよ。ドロドロじゃない系のものが特に好きでしたね。『花嫁のれん』は嫁姑バトルはありますが、そこまでドロドロはしていないです。家族の食卓のシーンとか色々あるので、ホームドラマのような温かさを感じることができると思います。
Q.今回、着物を着ての演技ですね。
A.プライベートでは振袖くらいしか着たことなかったので、最初はすごい大変でした(笑)。ただ、今は慣れてきましたよ。帯がキュッとなった時に気持ちも切り替わり引き締まります。所作もわからなかったので、クランクインの前にお茶の勉強を野際さんと一緒にさせて頂きました。
Q.ドラマの舞台は金沢ですね。
A.撮影が始まるまでは「加賀百万石」「能登半島」「輪島塗」など単語でしかイメージしかありませんでした。今回、撮影ではじめて行ったのですが、風情がある街で少し奥に入れば築100年のものが並んであったり、タイムスリップした感じがあります。
Q.ドラマは嫁姑問題がテーマにあると思います。もし、結婚したら、どんな姑さんがいいですか?
A.やっぱり優しい人がいいですね。(テーブルのホコリを取る仕草をして)こんなことやられたらコワイです(笑)。うちのお母さんとお祖母さんはすっごく仲が良かったので嫁姑のバトルを見たことがないんです。やっぱり仲良しでいたいですね。自分が困った時に相談できるような人がいいです。
Q.羽田美智子さん、野際陽子さんとの共演ですね。
A.二人ともすっごく優しいです。私が喉が痛いなと思っていたら、「これ、喉にいいから」と羽田さんから喉飴やミカンを頂きました。お着物なので肩が凝ってしまい「痛いなあ」と肩を回していたら、野際さんが塗り薬を持ってきてくれて塗ってくれました。もちろん演技のことでもアドバイスを頂いています。
Q.今回演じる瑠璃子。里久鳴祐果さんと似ているところ、似ていないところはどこですか?
A.私も妹がいるので、「お姉さんでいなければいけない」という面、また、瑠璃子はひとつのことに一直線なのですが、そんなところは似ていると思います。ただ、自分の感情を抑えてしまうくらい真面目すぎるので遊んでないんじゃないのかなって思います。そこがちょっと違うかもしれないですね。私は友達と会ってリフレッシュしたりもするので(笑)。
Q.大女将を目指す瑠璃子も若い女の子、恋も気になりますね。
A.詳しくはまだ言えませんが…瑠璃子にとって唯一のプライベートの部分なので、みなさんにも注目して欲しいですね。
Q.瑠璃子と里久鳴祐果さん。恋のアプローチは似ていますか?
A.私、好きな人がいたら、バレバレになっちゃうんです。高校生の時に指摘されたんですよ。「好きな人が近くにいるだけでテンションが上がってるよ」って(笑)。瑠璃子もそんな感じの子かもしれないです。似てるかもしれないですね。
Q.最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
A.嫁姑バトルが大きなテーマですが、家族みんなで老舗旅館を支えるというホームドラマ的な要素もあります。これから寒くなるので、ドラマを見て温かい気持ちになって頂けたらと思います。
<プロフィール>
里久鳴祐果
生年月日 1988年8月31日
出身地 東京都
血液型 A型
特技 テニス
好きな食べ物 さくらんぼ
自慢できる事! 東京都23区を7秒以内に言い切る事