◎ゴールドスパークル
○オーシャンブルー
▲トーシンイーグル
△アーセナルゴール
△ヒカルマンテンボシ
確たる軸馬不在で馬券の組み立てに悩むメンバー構成。2200mのハンデ戦というのがさらに絞り込むのを難しくさせているが、幸い13頭立てと手頃な頭数なので当てに行きやすい(笑)面はある。500〜1000万条件に長くとどまり、この距離を主戦場とする馬たちは、(マイル戦を得意とする馬たちに比べて)往々にして瞬発力に欠けるのが多い。それ故に明らかにダートが向く馬でも賞金獲得のため僅かなチャンスを期待して挑戦してきたりする。アリガタイなどはそのクチだろう。
将来性を含めて魅力を感じるのはオーシャンブルー。3戦目で未勝利を勝ち上がり次戦には500万をあっさり通過。5戦目のここVで3連勝するようだと菊花賞のTRでもそこそこ人気を集めるかもしれない。このレースでは一番走りぶりに注目したい一頭だ。オーシャンと似たよう戦績のアーセナルゴール、同じ3歳馬のトーシンイーグルにも同様の期待をしてレース観戦したい。馬券的な妙味を含めて◎はゴールドスパークルとしたが、3歳馬の将来性(セントライト記念あたりに出走してくるかもしれないので)に注目したい。ヒカルマンテンボシは他より重い56キロが微妙なので抑えまで。
【馬連】流し(11)軸(2)(3)(4)(6)
【3連単】フォーメーション(2)(11)→(2)(11)→(3)(4)(6)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。