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視聴率良くなかったのに… 武井咲主演の日テレ・ドラマ「戦力外捜査官」スペシャル版放送の裏側

 日本テレビが3月21日午後9時より、昨年1月期に放送した連続ドラマ「戦力外捜査官」(武井咲主演)のスペシャル版を放送することが明らかになった。同ドラマはマカオでのロケを敢行するなど、同局の力の入れようも半端ではない。

 通常、スペシャルドラマ化されるのは、視聴率が良かった連ドラであるだけに、ピンとこない視聴者も少なくないのでは…。同ドラマは平均視聴率11.2%(数字は関東地区)で、決して良くはなかったのだ。

 それでは、なぜスペシャルドラマ化するに至ったのか? 日テレは4月より、日曜日午後10時30分からの時間帯にドラマ枠を新設する。今回の「戦力外捜査官」スペシャル版は、「そのプロモーションのため」との声も聞こえてくる。

 「日テレの日曜日の新ドラマの第1弾『ワイルド・ヒーローズ』で、主役を務めるのはTAKAHIRO(EXILE)です。TAKAHIROは『戦力外捜査官』で、武井の相棒役で俳優デビューしました。ドラマに出演するのは、それ以来、2度目となります。今回のスペシャルは俳優・TAKAHIROをより知らしめるためで、そのプロモーションの一環ではないでしょうか。もともと、連ドラ自体、視聴率が良かったわけではないので、日テレとしては数字的には高望みしておらず、2ケタ台に乗れば“御の字”と算段しているようです」(テレビライターA氏)

 かつて、“視聴率の獲れない女優”と呼ばれていた武井にとって、「戦力外捜査官」は初めて平均視聴率が2ケタに乗った思い出の作品。武井は続編を熱望していただけに、今回のスペシャル版は願ったりかなったりで、視聴率が良かったら、連ドラで第2弾放送もあるかも。

(坂本太郎)

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