千原は闇営業問題について問われ、「僕は思うんやけど、話がごっちゃごっちゃになっているよね」と切り出し、「誰かが一回、整理せな」と持論を展開。「誰が言い出したかしらんけど、まず闇営業という名前がセンス悪い」と述べ、「俺らは『直』って言い方していました。関東の先輩は『アルバイト』っていう言い方をしていました。闇営業っていう言い方やと、闇社会から仕事をもらっていくことやと誤解する人もいると思うんです。明日から言い方変えて『直』って言ってもらえませんか」とジョークを織り交ぜコメント。
その上で、自身も「『直』はやったことはあります」とカミングアウト。「友達の会社のパーティとか結婚式とか誘われたら行きますよ。それをいちいち闇営業っていいますか?」と疑問を投げ掛け、会場に集まった報道機関のカメラマンらにも「(会社に所属していても)あなたたちも(親戚の結婚式とか頼まれたら)『直』行くでしょ」と逆質問。
カラテカの入江慎也の件に対しても「入江はクビになった日か翌日だったかに連絡がありました」と述べ、「何があったんやって聞いてたんです。そしたら、ちゃんと(問題になった案件には)代理店も入っていたって。パーティ会場もきちんとしたホテルで、闇社会と疑っていなかったって言っていました」と入江の言葉を紹介。
「芸人ばかり悪いとか言われて、代理店の名前は出てこうへん。スリムクラブの件もそうやけど、いろんな憶測で話がバンバンバン広がっている。一回、話を整理したほうがいい」とぴしゃり。「身内を擁護するわけではない」と前置きし、「世間の人も、入江が代理店も入っているしホテルや言うから、行くまで相手の(素性の)ことを気付かなかったって言っているのに、そこは信用せえへん。でも、その後出てきた(相手側となった)詐欺師のコメントはめっちゃ信じている」と報道の在り方や世間の受け取り方にも苦言。
千原は「宮迫さんとか最初に嘘ついてもうたから。しょうがないけど」と宮迫らの対応には落胆の様子。「会見も、するなら一番最初のタイミングやった。吉本は間違えましたよ。最初の嘘もあかんかった。(6月28日の)会長の謝罪も遅ない?遅いよね。梅雨入ってからやん。梅雨入る前にせな」と苦笑いで話していた。
(取材・文:名鹿祥史)