当初、スタートダッシュを切ったのはルックス抜群の慶応大出身の郡司アナで、13年6月から、朝の情報番組「ZIP!」のフィールドキャスターとして出演し、人気を上げた。郡司アナと同じ大学の同期生である中島アナも、同時期から同番組の水・木・金曜日の「SHOWBZ」を担当したが、郡司アナが人気の面で先を行った感は否めなかった。
一方、3人のなかで、後じんを拝することになった後藤アナは、「シューイチ」「NFL倶楽部」、BS日テレの「深層NEWS」などに出演していたが、今年1月から、長寿番組「所さんの目がテン!」の4代目アシスタントに就任。3月29日からは、「Goinig!Sports&News」の土曜日のレギュラーとなって、劣勢を挽回している。
そんななか、中島アナは3月で「ZIP!」を卒業し、3月24日から、小熊美香アナに代わって、「news every.」(月〜木曜日午後3時50分〜7時/金曜日午後4時50分〜7時)のレギュラーとなった。陣内貴美子キャスターや鈴江奈々アナと違って、全曜日、全編に出演とあって、露出度は満点。同番組は早い時間に帰宅するサラリーマン諸氏も後半部分は視聴できるとあって、ただいま、人気上昇中だ。
中島アナは90年4月21日生まれ、大阪府出身。慶應大学法学部法律学科出身で、在学中には郡司アナ同様、「BSフジNEWS」などに出演経験があり、まさしく、この2人は宿命のライバルといったところ。
女子アナ・ウォッチャーのK氏によると、「典型的な美人系の郡司アナに対し、中島アナはカワイイ系で、『大島優子に似ている』などと評判で人気上昇中です。郡司アナの『ZIP!』での出演時間は限られていますから、出演時間が長い中島アナの存在感が大きくアップしています。出演番組数では後藤アナがリードしていますが、中島アナの今後には要注目です」と語る。
激化してきた3人の女子アナの出世レース。制するのは誰になるのか?
(坂本太郎)