メンバーは10年入社の森葉子アナ(28=グリーン)、11年入社の青山愛アナ(ブルー)、12年入社の宇佐美佑果アナ(オレンジ)、久冨慶子アナ(ピンク)の4人で、いちばん先輩の森アナがリーダー格を務めていた。
その「ゴーちゃん。GIRL'S」の活動は3月で終了し、アピールの場が減って、先行きが心配されているのが、森アナだ。
森アナは86年5月1日生まれ、千葉県夷隅郡岬町(現いすみ市)出身。木更津総合高等学校を経て、茨城大学教育学部を卒業。キー局の女子アナでは、数少ない国立大出身。さらに珍しい教育学部の出で、小・中・高の教員免許を取得している。5歳から大学まで17年間、剣道に打ち込み、4段の腕前で、全国大会でも活躍した実力者。2歳年上の実姉・森花子は、NHK水戸放送局の現役女子アナだ。
10年4月に同局に入社し、同年10月より、「スーパーJチャンネル」のフィールドキャスターを務め、同年12月29日より、「ナニコレ珍百景」(水曜日午後7時〜7時57分)の司会に抜てきを受ける。その後、「やじうまテレビ!」「ANNニュース」「ロンドンハーツ」などを担当するが、現在のレギュラー出演番組は「ナニコレ珍百景」のみと、中途半端な立場だ。
女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「『ゴーちゃん。GIRL'S』のメンバーのなかでは、正直、影が薄い感は否めなかっただけに今後が心配。報道もバラエティもこなしてきているだけに、もっと担当番組を与えてあげるべきです。ルックス的には秀でていいわけではありませんが、普通っぽいかわいさが魅力です」と語る。
青山アナを始め、後輩女子アナに抜かれた感もある森アナ。この正念場を踏ん張って、飛躍してほしいものです。
(坂本太郎)