最終追いは坂路で800m55秒4と時計こそ出ていないが、「トビが大きくフォームがきれいなので、坂路では時計が出ないだけ。血統から長いところが良さそうだし、完成していない分、ゆったり運べる千八はいい」と中竹師。430kgの小型馬も将来性に対しては期待大で「均整が取れたいい体つきをしている。かなりの素質があるよ」。佐藤哲騎手を背にデビュー予定だ。
また、同レースにはファンドリテンカ(牡、父アグネスタキオン、母レディフェアリー=栗東・西園厩舎)がスタンバイ。
JRAブリーズアップセール出身馬で2300万の高額で取り引きされた。アグネスタキオン産駒らしい皮膚の薄さに加えて「筋肉が柔らかく、背中の感触も抜群。動きも素軽い」と西園師は絶賛。スケールの大きさではエドワードにも負けないほどで幸騎手を背にデビュー予定だ。