11月24日に「GENOME7」(愛知県体育館)を開催するIGFの猪木社長。この日は恒例となった渡米前の会見に臨み、次回興行に向けて「名古屋からまた新しいものを発信していきますよ」と闘志をみせた。
さらには古巣の新日本プロレス1・4東京ドーム大会にも言及。複数の団体によるオールスター戦開催も浮上していることに「もっと話をでかくしてやりゃいいのに。みんな仲良くすりゃいいんだ。みんなが飯を食えればそれでいい」と持論を展開した。
そればかりではない。猪木はマット界はおろか、政界や角界にも提言。まずは激動の政局について「総選挙がもう少し後だったら、名古屋のリング上から出馬宣言したけどね」とうそぶくと、政界引退を表明した小泉純一郎元首相の話題では「小泉さんの選挙区から出ようかな」とアントンジョークをさく裂させるなど舌好調だ。
元露鵬と元白露山の大麻問題で揺れる角界には大胆発言。猪木は「俺も日本プロレスを追放された身だから、気持ちは分かる」と解雇された両力士に理解を示し「最初から外国人を入れなきゃいい」とピシャリ。猪木節で角界に警鐘を鳴らしていた。