報道をまとめると、逮捕容疑は12年11月上旬〜14年9月上旬、脇坂容疑者が院長だった千葉県船橋市と東京都目黒区のクリニックで、実際には行っていない治療をしたように装い、千葉県内と都内の8自治体から患者14人分の診療報酬計約155万円をだまし取った疑い。不正請求は12年8月〜14年11月で総額約6900万円分に上り、受給総額のうち、正規の請求はごく一部とみられるというからかなり悪質な犯行。脇坂容疑者は「弁護士が来るまで話しません」と認否を留保しているという。
「事件をめぐっては組対4課が昨年11月以降、詐欺容疑で住吉会系組長や接骨院関係者ら20人超を逮捕。脇坂容疑者の名前も早くからあがっていたが、ついに逮捕された。無名のお笑い芸人の犯行への関与も浮上していたが、事件のおかげで、今年に入ってから診療報酬の請求がより厳しくなってしまった」(全国紙社会部記者)
脇坂容疑者は東京女子医科大医学部を卒業後、同大学病院麻酔科に入局。11年に麻酔科専門医を取得し、12年に都内に内科、ペインクリニック、美容を扱う「Ricoクリニック」を開院。しかし、昨年6月、同クリニックが一時休業を経て閉院し、すでに治療費を支払った患者が返金などを求める事態になっていることが発覚していた。
「脇坂容疑者は『Ricoニャン先生』と呼ばれバラエティー番組などに出演。『これまでに男600人以上と寝た』、『週1、2回ホストクラブに通って一晩で900万円を使った』など派手な暮らしぶりをひけらかしていた。逮捕前までブログやツイッター更新し、遊び回っている様子がうかがえたが、遊興費は不正請求の受給分が原資になっていたとみられる」(同)
脇坂容疑者は事件について洗いざらい供述した方がよさそうだ。
*画像 脇坂英理子オフィシャルブログ「おしえて〜Ricoにゃん先生」から
http://ameblo.jp/rico-clinic/