各紙などによると、安藤はヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(10月1日スタート)の収録の合間をぬっての会見。「私、監督じゃないし」と用意された椅子には座らず、立ったまま約40分にわたり会見を行ったという。
安藤によると、映画は昨年6月に長女を出産後、夏に海水浴シーンを撮影。本格的な撮影は同12月だったというが、「撮影中は母性も母乳もダダ漏らしみたいな状況。唯一夏に撮影した日も出産後初めてで、骨盤もまだ開いてるくらいだった」と振り返った。
また、「『ちょっとトイレに行ってきます』とスタジオから一番遠い部屋に行って、お乳をあげてました。だからカットによっておっぱいの大きさが違う」と撮影の合間に授乳していたことも明かした。
さらに、カンヌの審査委員長、女優のケイト・ブランシェットからは「今度、私が泣く演技をしたらアンドーさんのまねだと思って」との賛辞が。
その言葉を受け安藤は、「海外のスターたちは粋な褒め言葉を使うんだな。日本人じゃ出てこない」と話したというのだ。
「なんといっても、劇中で印象に残っているのは、安藤がW主演を務めたリリー・フランキーと濡れ場を演じたシーン。体をしぼったりしないまま撮影に臨んだということもあってか、逆にかなりなまめかしいシーンに仕上がっている。あそこまで脱げる女優はなかなかいないだけに、本年度も映画賞総なめは確定かといわれている」(映画ライター)
いずれも14年公開の主演映画「0.5ミリ」と「百円の恋」で「日本アカデミー賞」や「ブルーリボン賞」の主演女優賞を総なめにした安藤。
安藤に“本気”を出されてしまっては、ほかの女優はなかなか太刀打ちできないようだ。