同作は主人公のエリート藩士・小林寛之進(阿部)が藩主の怒りを買い、のみとり稼業に転身。表向きの仕事は猫の“のみ取り”だが、その実態は女性の「お相手」をするという裏稼業で、寛之進の奮闘ぶりが描かれている。
「寛之進が女性の喜ばせ方のテクニックを学びながら奮闘するんですが、阿部さんは初めてのお相手・おみねを演じた寺島しのぶと濃厚な濡れ場を繰り広げています。寺島といえば、鶴橋監督作品の『愛の流刑地』(07年公開)でも豊川悦司相手に激しい濡れ場を演じています」(映画ライター)
そして、その脱ぎっぷりが話題になっているのが、フランスで開催中の「第71回カンヌ国際映画祭」で、最高賞の「パルムドール」を競う「コンペティション部門」に出品されている「万引き家族」(是枝裕和監督)の安藤サクラだという。
「昨年6月に女児を出産。そこから体を絞ったりせずに撮影に臨んだそうですが、夫役を演じたリリー・フランキーと堂々たる濡れ場を演じています。撮影後、朝ドラヒロインの仕事が来たので、問題なかったようです」(同前)
寺島、安藤ともにその高い演技力は知れ渡っているが、若手女優の中から2人の“後継者”の誕生が期待されるというのだ。
「とりあえず、なかなか“脱げる女優”がいません。脱ぐことにより、出演できる作品の幅も広がります。若手の中では唯一、二階堂ふみが事務所もNGを出さずに濡れ場もOK。とはいえ、もっと名前のある女優陣にも思い切って脱いでほしいものです」(芸能記者)
寺島と安藤を脅かす存在が出現すれば、ほかの女優にとっても刺激になりそうだ。