下平アナといえば、今回のことだけではなく、今までも“恋多き女”として週刊誌をにぎわせてきた。相手もSMAP中居正広やウッチャンナンチャンの内村光良など大物ぞろい。彼女はスキャンダルが報じられるたびに今回のように番組をはずされてきた。ただ、テレビ朝日の女子アナの中では実力者であり、評価も高く、何度干されようとも“不死鳥”のごとく第一線に復帰してきた。「1度のスキャンダルで画面から見なくなる人間もいる中で、彼女がテレ朝でいかに必要とされているかの証明でしょう」(テレビ局関係者)。「やじうまプラス」では「やじまワイド」時代からも含め女性としてはじめてのメインキャスターに就任。彼女のアナウンス能力が高く評価されての抜擢であったのだ。
ちなみに下平アナは、NEWSの内博貴との飲酒に関する不祥事を起こした元フジテレビアナウンサーの菊間千乃と早稲田大学法学部に同じゼミだったという。菊間はその後、本人の意向もあったとの話もあるが画面からぱったり見なくなり、現在は退社している。菊間のケースは内博貴が未成年で飲酒ということが大問題だった。今回の下平アナの場合は11歳の年齢差があったとしてもお互い大人の自由恋愛。他人がとやかく言う問題ではない。ただ、彼女は爽やかかな“朝の顔”を仕事上は演じなければいけない立場にあり、そこが問題だったようだ。
そもそも女子アナという仕事を選ぶということは相当の自己顕示欲の強い人間であることは想像できる。「毎日画面を通して不特定多数の人間に見られる仕事です。それに何かあればすぐ週刊誌で騒がれます。普通の人間の神経ではつとまらない仕事ですよ」(スポーツ紙芸能記者)。何度スキャンダルを報じられながらも復帰する彼女は「女子アナの中の女子アナ」なのかもしれない。そんな下平アナ、必ず我々の前に戻ってきてくれるはずだ。