オリコンが恒例となった「第6回 男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」を発表した。調査は10月28日〜11月4日にかけて、10〜40代の男性オリコンモニター500名に対して、インターネットを通じて実施された。
同ランキングは第1回から昨年の第5回まで、福山雅治が5連覇を果たして、殿堂入り。このため、ランキングの対象外となった。
栄えある1位となったのは、先頃、女優・国仲涼子との結婚報道が出た向井理で、昨年の3位から一気に頂点に上り詰めた。プライベートも充実している向井は、仕事も絶好調。今年は「百瀬、こっちを向いて。」「小野寺の弟・小野寺の姉」(主演)と2作の映画に出演。ドラマでは1月期の「S -最後の警官-」(TBS)で主演を務め、現在放送中の「信長協奏曲」(フジテレビ)でも熱演している。
すでに、来年は映画化される「S -最後の警官-」、「娚の一生」と2作の映画出演が決まっており、まさに引っ張りだこ。
同性から見た向井の魅力は、端正なマスクに加え、爽やかさ、スタイルの良さ、美肌などが挙げられる。来年のランキングでも、上位に入るのは間違いないだろう。
2位には昨年5位だった阿部寛が浮上。今年の阿部は「柘榴坂の仇討」「ふしぎな岬の物語」と2作の映画に出演。その魅力はなんといっても、男も惚れる“ワイルドさ”のようだ。
3位には木村拓哉(前年2位)が入ったが、なんといっても大きくジャンプアップしたのが若手俳優の福士蒼汰(前年9位)だ。
昨年前期のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイクした福士は、その後、数々の映画、ドラマに出演。今年は映画だけでも、「好きっていいなよ。」(川口春奈とW主演)、「イン・ザ・ヒーロー」、「神さまの言うとおり」(主演)と実に3作。連続ドラマでは、4月期の「弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」(日本テレビ)、放送中の「きょうは会社休みます。」(日本テレビ)と2本に出演した。
福士の魅力は、同性から見ても腹が立つほどの爽やかさとキュートさ。この調子なら、来年は一気に首位獲りの可能性も十分だ。
以下、5位=岡田准一(前年4位)、6位=妻夫木聡(同7位)、7位=稲葉浩志(同6位)、8位=佐藤健(同8位)、9位=竹野内豊(同10位圏外)、10位=小池徹平(同10位)の順となった。
昨年圏外だった竹野内は、クールなイメージが強かったが、現在主役を務めている連ドラ「素敵な選TAXI」(フジテレビ)や、東京ガスのCM「ガラスの仮面 MASK OF GAS」では、これまで見せなかったコミカルな一面を披露。その点が、親しみやすさを生んで、同性からの評価を高めたようだ。
(坂本太郎)