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「ベッキー不倫」ネタ便乗で“ゲスっぷり”を発揮した小島よしお

 「R-1ぐらんぷり2016」のファイナリストに決定したピン芸の小島よしお。2月25日開催の準決勝、さらに2月29日のファイナリスト記者会見では、同じ事務所に所属するベッキーの不倫ネタを大いに利用し、笑いを誘った。

 25日に行われた同大会の準決勝では、「サンミュージックはいま大変。でもそんなの関係ねぇ」と得意のネタを披露し、大爆笑をかっさらった。さらに記者会見では「ちょっと…」と口籠った後、「事務所の社員さんとご飯食べに行きたいと思います。みんな元気を出していこうと思います」とコメントし、「いいニュースを事務所に持って帰りたい」と意気込みを語った。司会を務める雨上がり決死隊の宮迫博之からは「ちょっと止めい! ビクッとなるから」と注意されていたが、会場は笑いに包まれた。

 人気バンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音との不倫スキャンダルが、「週刊文春」(文藝春秋)で報じられてしまったベッキー。その代償はあまりにも大きく、契約していたCMは全滅し、テレビ番組も休演。芸能活動を一時休止することを発表し、現在は休養中となっている。当然、ベッキーの不倫騒動で事務所も対応に追われ、一時ベッキーが再度会見を開くなどの情報も飛び交い、現場が混乱するケースもあった。現在、ベッキーの復帰時期は不明だが、休止期間は数か月になるといわれている。

 事務所の事件や事故をネタにすることは“芸”としてはよくあるパターンだが、真剣なお笑い賞レースで使用するのは、疑問が残るところ。自虐ネタで“ゲスっぷり”を発揮した小島だが、決勝本番でも自虐ネタを披露するのか、ある意味注目だろう。

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