「ハリーポッター」シリーズへの出演を終えたエマ、ギレルモ・デル・トロが監督するこの作品で、ヒロイン役を演じることになる。
プロデューサーのデニーズ・ディ・ノヴィがcomingsoon.netにキャスティングを発表したが、映画の詳細については現在のところほとんど明らかになっていない。
この有名なおとぎ話の実写版は、エマにとって先日封切となった大人気シリーズ最終章『ハリーポッターと死の秘宝Part2』以来初の主演作となる。
またエマは先日、若い女の子達にとってお手本となるような強い役柄を演じていきたいという意向を語っていた。
「女の子たちは一定のタイプのお姫さまみたいにとか、かわいらしい子になりなさいって言い聞かされているような気がするの」「でもそんなのデタラメよ。私は戦うお姫様のほうによっぽど共感できるもの。だから私がお姫様にならなきゃいけないなら、まずはいろいろな敵をやっつけるわ。かなりの人を怖がらせちゃうかもしれないけどね」
エマは今回の新作映画以外に今のところ予定はないが、来年公開予定の2作『ザ・パークス・オブ・ビーイング・ア・ウォールフラワー』と、『マイ・ウィーク・ウィズ・マリリン』では端役を演じている。
『美女と野獣』は過去に何度も映画化され、1991年公開のディズニーのアニメ版のほか、現代版として描いたアレックス・ぺティファー主演作『ビーストリー』はアメリカで3月に公開済で、日本での公開はこの夏を予定している。