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石田純一の結婚商法に修氏爆発寸前

 何ともまどろっこしい深夜の婚約発表会見は、小出しに売り出す作戦の一環か? 俳優の石田純一(55)が29日、東京・六本木のテレビ朝日で会見を開き、女子プロゴルファー東尾理子(33)との婚約を発表した。石田が理子にプロポーズする模様がこの日、同局で放送され、番組終了後に石田が単独で会見。しかし、本当のゴールインまでに越えなければならない壁はまだ多そうだ。

 「結婚発表会見ではないので間違いのないよう。あくまで番組を受けての会見」。会見開始前に石田側からはこんな奇妙なお達しが出た。だが、登場した石田の口からはプロポーズと、それが受諾されたことがあらためて報告され、理子の父・東尾修氏(59)からまだはっきり祝福の言葉はないまでも、プロポーズ後に両親にあいさつし、理子の母から「おめでとう」とはっきり結婚へのゴーサインが出たことが語られた。
 さらには、理子をイメージして自ら選んだというハリーウィンストンの「しっとり濡れたような」ダイアの婚約指輪に、デビアスの結婚指輪もすでに用意済み。結婚式は「ゴルフ関係者が多いので、来春の月曜日に。できればワイナリーで笑顔のウエディングにしたい」と、着々と結婚へ向けて走り出している。「子供は3人。青木功さんに『種はあるのか?』と聞かれたけど、大丈夫だと思う」と“アッチ”の自信まで披露して笑いを誘う余裕も見せた。

 ここまでの話から石田と理子の結婚はすでに確実。それなのに結婚発表会見ではないというのは何とも奇妙で回りくどいが、これも“石田バブル”を引っ張るためと思えば納得がいきそうだ。
 9月だけで8回のイベントに顔を出すなど、引っ張りだこの石田。あるPR会社社員は「本当に石田さんは連日のようにイベントに出ている。大人気です」という。石田はリップサービスもでき、盛り上げ上手。「理子ネタ」がある現在はイベント等で重宝されており、その人気はさながらバブル状態だ。
 またこの間、マスコミの前で理子についていろいろと語ってきたが、肝心なことは実は隠し通してきたことがこの日の会見で発覚した石田。
 とくに気になるのは父・修氏の反応だ。石田は「お母さんには『おめでとう』と言ってもらったけど、(修氏からは)お言葉はなかった…」と言葉を濁し、「彼女としても父親の許可はほしいみたいですから、気持ちと覚悟をわかってもらいたい」と修氏に呼びかけたが、結婚に向けてのハードルはかなり高くなったようだ。
 「東尾氏は、先日出席したイベントで、『理子さんから話がありましたか?』など石田関連の質問を矢継ぎ早に浴びせられると、『一切ありません』とムッとした表情。それもそのはずで、1カ月も前に娘がプロポーズを了承したのに、番組の放送に合わせて口止めされていたからです。本当は、あそこで洗いざらいぶちまけたかったのでは」(芸能リポーター)
 そんな“親心”などお構いなしとばかりに、石田はプロポーズを承諾されたことを隠しながら、結婚話を散々ネタにした。
 「修氏の我慢は限界のはず。そのうち、石田を呼び出して、現役時代同様の“ビンボール”で胸元をえぐるのでは。そうなると石田もヘラヘラしていられなくなる」(同)
 ネタの出し具合といい、商売上手な石田だが、理子とそろっての結婚発表までには、まだまだ障害が多そうだ。

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