神経質なアクセル・ローズがフロント・マンをするガンズ・アンド・ローゼズ、今回のフェスティバルにヘッドライナーとして出演する際、2001年のときのような遅刻をした場合、多額の罰金を支払わされると、フェスティバルの副会長ロベルタ・メディアーナは話している。
「今年のガンズ・アンド・ローゼズの出演が、これまでフェスティバルを計画してきた中で最も困難な事でした」「バンドは通常、時間通りにプレイしてくれますが、ガンズの場合は違います。2001年のような遅刻が起こると、観衆に混乱が起こり、暴動に発展しかねません」
2001年の同イベントに出演した際、2時間ステージへの登場が遅れたが観客は我慢強く待っていた。しかし、今回はそうとは限らない。
先月には、彼らのプライベート公演がドタキャンになったことでファンがサンパウロで暴動を起こし、2002年にも公演がキャンセルされた際にはバンクーバーとフィラデルフィアで暴動が起きている。
さらに2010年、イギリスの“レディング・フェスティバル”の出演では1時間遅れ、イベントの終了時間を30分越えても演奏し続けようとし、主催者側がバンドのPAのプラグを抜いて強制終了させていた。
それでもアクセルがステージから降りなかったために、セキュリティによって舞台裏に連行されて、その後「みんなのために演奏しに来たっていうのに、警察と主催者が止めさせやがって」と暴言を吐いていた。
またヒステリックなアクセルは、その行為に対しての抗議で、翌日の“リーズ・フェスティバル”で演奏をしないと恫喝していた。