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“ふくらはぎ系最強女子”小林愛三がGirls S-cup2018トーナメント参戦で8選手揃う!

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小林愛三

 シュートボクシングは、女子格闘技の真夏の祭典『Girls S-cup 2018』を7月6日、東京・TDCホールで開催する。10年目となる今大会で開かれる48.0キロ級の8人制世界トーナメントに、初代MuayThaiOpen女子フライ級王者・小林愛三(まなぞう)の参戦が決定したと発表した。

 小林は女子キックボクシングの新星として注目を集め、戦績は13戦9勝(3KO)4分と無敗を誇る。2016年12月にプロ6戦目でMuayThaiOpenフライ級タイトルを獲得。現在は肘ありのキックボクシングイベントKNOCK OUTが主戦場。“ふくらはぎ系女子”として人気を集める。昨年7月の『ROAD TO KNOCK OUT』では、MIOのライバルとして知られるSB女子ミニマム級2位のUnion朱里と激闘を繰り広げ、引き分けに終わった。

 蹴りを主体とするファイトスタイル。同トーナメントに出場するシュートボクシングのMIOは「今までに戦ったことがないタイプ。あの蹴りはやっかい」と警戒している。小林は無類のスイカ好きで、毎年祖母のスイカ農園から送られてくるスイカを食べるとパワーアップすると、夏には自信を持つ。「無敗のままRENA選手(との対戦)を実現させる」ことを現在の目標にしているだけに、参加選手にとって小林の参戦は脅威となるだろう。

 そして残る1枠は、オランダの女子キックボクシング界のスーパーホープ、イシス・バービックが決定した。

 バービックはイワン・ヒポリットの愛弟子で、オランダの名門ボスジムで必殺コンビネーションを叩き込まれた。19歳ながら45戦40勝4敗1分という驚異の戦績を引っさげて2014年のGirls S-cupで初来日を果たし、RENAと対戦した。現在は世界最大級のキックボクシング団体『GLORY』を主戦場に、グローリースーパーバンタム級(55.5キロ)トーナメントに出場するなど、世界のトップ選手としのぎを削っているだけに、4年前より強くなっているのは間違いない。

 これで、トーナメント出場全8選手が決定した。

▼『Girls S-cup 2018』世界トーナメント出場決定選手
MIO(シーザージム/SB女子ミニマム級王者)
MISAKI(GSB/J-GIRLSミニフライ級王者)
小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)
イム・ソヒ(韓国)
イリアーナ・ヴァレンティーノ(イタリア)
マギー・タッカー(カナダ)
ロウ・ミン(中国)
イシス・バービック(オランダ)

 同大会のワンマッチではRENAがMMAルールで復帰戦(対戦相手は未定)を予定している。他にも、RIZINから女子MMAファイターのKINGレイナの参戦が正式決定した。KINGレイナの参戦は、9日に開催された『DEEP JEWELS 20』新宿FACE大会に向けた調整や、同大会の結果次第で決まるとしていた。

 KINGレイナは9日の試合で、韓国のチェ・ウンジを1R、チョークスリーパーで秒殺。無傷でインタビュールームに現れたレイナは「まだ打撃でKOしたことがないので今年はKOしたいと思います。ちょうどシュートボクシングの試合があるので、そこでKOを見せたい。バチバチに殴り合いたいですね。もちろん投げもやりますよ」と笑顔。初のシュートボクシングルールでの試合に強い意欲を示していた。対戦相手は近日中に発表される。

 今は亡きREMIX、スマックガールを除けば、『DEEP JEWELS』や『Girls S-cup』は日本のジョシカク(女子格闘技)のパイオニア的なイベントと言ってもいいだろう。RIZINやKNOCK OUTも含め、横の連携もいまくいっているだけに、男子よりも早く最強決定戦を決めやすい環境にある。まずは世界トーナメントに強豪メンバーが集まった『Girls S-cup 2018』に注目したい。

取材・文 / どら増田
写真 / 萩原孝弘

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