☆中山11R「ダービー卿CT」芝1600メートル
◎8グランシルク
○5キャンベルジュニア
▲12ロイカバード
△7ガリバルディ、10ダイワリベラル
近5走を2勝、2着2回と奥手の血を開花させた、グランシルクがついに重賞タイトルを手にする。前走のニューイヤーSは先に抜け出したマイネルアウラートを捉えきれず2着、チャンスを逸しているが展開のアヤだから仕方ない。戸田調教師は「重賞の方が流れるので競馬はし易い。折り合いの心配もなくなったし、上手く噛み合えば突き抜けてもおかしくない」と、意欲満々だ。戸崎騎手も前走の悔しさをバネに、今度こそ勝利を導いてくれるはず。わずか1キロとはいえ、ハンデ(55キロ)が軽くなったのも魅力。担当の森厩務員は「調子はもちろんのこと、距離、コースなど条件は最適。ここで勝てなかったら、もう重賞を勝てないかもしれない。それぐらい期待している」と、必勝の意気込みを燃やす。競馬に絶対はないが、最低でも賞金は加算(2着)したい。相手は、究極の上り馬キャンベルジュニア。
☆中山10R「千葉日報杯」芝1200メートル
◎2ダイトウキョウ
○11アドマイヤナイト
▲10コンテッサトゥーレ
△3マイネルパッセ、7カトルラポール
休み明け3戦目で走り頃の、ダイトウキョウが本領を発揮する。脚部不安により1年6か月の戦線離脱がなければ、とっくの昔にオープン入りしている素質の持ち主でもある。新馬戦は真骨頂。後に朝日杯FS、富士Sの両重賞を制するダノンプラチナを1馬身半突き放し圧勝しているのだ。休養前は、ここと同条件のさくらんぼ賞を快勝(2着ゴールドペガサスは、現準オープン)しており、実力を疑う余地はない。期待できる。アドマイヤナイトも現級勝ちの実績があり、好勝負に持ち込みそう。
☆中山9R「山吹賞」芝2200メートル
◎1アサギリジョー
○4グローブシアター
▲3アダマンティン
△8チャロネグロ、12ウインイクシード
アサギリジョーは新馬戦こそクビ差2着と涙を呑んでいるが、2戦目に快勝、結果を出しているように素質は高い。破ったマイネルスフェーンはこの後、ホープフルS、京成杯の両重賞で強敵相手に2着、3着している。これを物差しに考えたら、アサギリジョーの実力も重賞レベルといえる。近走は重賞で5着(0秒3差)、9着(0秒9差)と不発に終わっているが、自己条件に戻りチャンスは大きく広がった。相手は、良血馬のグローブシアター。
☆阪神11R「コーラルS」ダ1400メートル
◎12パーティードレス
○9スマートアヴァロン
▲13タールタン
△5ナガラオリオン、15キタサンサジン
オープン入り以降、5着(0秒1差)、4着(0秒5差)と、着実に地力強化の跡を示すパーティードレスが狙い目。前走のすばるSは、有力候補の1角スマートアヴァロンの前に後塵を拝しているが、まだ勝負付けは終わっていない。とりわけ、その時2キロの斤量差がハンデ戦の今回は4キロに広がったのは、他馬との比較を含めてアドバンテージ。コース替わりも、ここまで3勝を挙げている阪神なら全く心配無用。差し切りが決まる。スマートアヴァロンが当面の相手だ。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。