昨年3月の沖縄国際映画祭に出品され、その後劇場公開されるなどした人気作品を集めた今回のイベント。作品のDVD化を記念し、購入者を対象とした握手会も行われた。握手会に先立ち、ステージでは、即興のプレゼン対決が開催。なんと、勝者には、審査員の逢沢と「デートできる権利」が与えられるという。綾部が、「ほんとですか? (渋谷のファッションやグルメの街である)表参道のレストラン、予約していいってことですよね!」と早くも勝ったときのことを口にすると、綾部に対抗意識を燃やしたのか、吉村は、「いんですか? デートじゃ終わりませんよ! (新宿の繁華街である)歌舞伎町のラブホテルに行っちゃいますよ!」と絶叫。なんでも、『ラブポリス』主演の吉村は、『TSY』主演の綾部に対抗意識を燃やし、初日舞台あいさつの観客動員数で綾部を上回ると公言していたそうだ。しかし、結果は、吉村いわく「綾部の足元にも及ばない数字」だったとか。
今回の即興プレゼン対決は、吉村にとっては綾部へのリベンジの場となった。各映画の出演者たちが、即興で映画の魅力をPRし、吉村&大地の『ラブポリス』コンビは、映画の内容にちなんだ「警察のコントでプレゼンをせよ」という「お題」を与えられた。しかし、逃走中の犯人になりきった大地が綾部を人質にとって「動くな!」と叫ぶと、警察役の吉村は、あっさりと、「こいつだけは殺していいです!」とあるまじき発言。綾部はずっこけて、会場からは爆笑が。プレゼン対決は「天竺鼠」が制し、逢沢とデートできる権利をゲットした。(中村道彦)