春から新たに、TBS系列『タカトシの時間ですよ!』がスタート。同局初の冠番組だ。スタート時こそ迷走していたが、芸能人の“ぶっちゃけ路線”にシフトチェンジしてから、徐々に右肩上がり。
27日オンエアぶんで、ゲストとともにぶっちゃけたのが、司会者のタカ。元サッカーの日本代表選手だった武田修宏が当時、和田アキ子らと経験した豪快実話を披露したあと、「キスの仕方を教わりました」と打ち明けたのだ。
タカトシが多忙を極めていたころ、アキ子から何度も飲みの誘いをいただいていたが、断っていた。そろそろヤバイと思い、ある夜、意を決して闘いの場に臨んだ。
最初の10分は、「今日はホンマありがとな」と優しかったアキ子。しかし、やがて「おい、おまえ!」とスイッチが入り、「キス下手そうやなぁ」と絡みだした。「教えたる」と言うやいなや、口内を清めるために、日本酒をオーダー。飲みほしたあと、有無を言わさず、キスをしてきた。
そのキスを言語化するなら、「ベロベロベロ〜」。舌を強引に入れてきて、タカはなすがまま。ひたすら、悪夢の時間が過ぎ去るのを待った。
全身の力が抜け、文字どおり骨抜き状態にされた哀しき独身芸人、タカ。「素敵なテクニックだった」以外の言葉が見当たらなかったが、それは、タカトシが一流芸能人と認められた証拠。アッコファミリー入りを許可された、手荒い洗礼といえよう。(伊藤由華)