前走の福島テレビオープンは0秒2差3着。スタートを決め、先団を見ながら好位を追走、いつもより明らかに早めの競馬で臨みましたが、終い脚が止まってしまったのを見ると、やっぱりこの馬らしさが出なかった印象です。でも、オープンでの戦いですから立派なものですし、勝ったユメノシルシは天皇賞にも出走していた馬。2着のタマモサポートも重賞勝ちがありますし、ハイレベルな戦いだったことは明らかです。
東京で3勝しているように広いコースが合う馬。大跳びで伸び伸びした走りをします。それに前走を除いて3戦立て続けに上がり3F33秒台を繰り出しているように、初コースでも新潟は待ってましたでしょう。
今回はハンデ58kgを課されましたが、鋭い切れ味はトップクラスのものですし、このクラスならアッサリ通用してくれると思います。使われながら良くなるタイプで状態は上向いていますから、あとは自分の走りをするだけです。