今回紹介させていただく写真も、とある人物から鑑定を依頼された心霊写真である。
飼い主の足元に横たわり、カメラの方を振り返る可愛らしい猫が写っているが、問題は飼い主の足だ。猫のすぐ横には飼い主の女性の足が写っているのだが、なんと足の指が多く写っているのである!
そんなことは無い、足が上下に重なった状態で揃っているから、下になっている足の親指が偶然重なってしまってそう見えるんだろう…と、誰もがそう思うだろう。しかし、よく見ると上の足には隠れがちだが小さく親指が写っている。中指や人差し指が、何故か増えている!? ように見える写真なのだ。
この写真を送ってくれた女性によれば、たまたまカメラのフィルムが残っていたこともあって、自分の足元にいる愛猫を何気なく撮影したものらしい。撮影した時は全く異常に気づかず、現像してようやく解ったらしい。
昔からありがちな心霊写真で、腕や脚が欠損してしまう写真がある。勿論、中には角度の関係やシャッターが降りる前に腕を動かしてしまったためにぶれて消えてしまったように写る、というのがほとんどだ。だが、中には理屈では解明できないほど、綺麗に消えてしまったものもある。こういった「身体の一部が欠損した心霊写真」は、本人が消えた箇所に何らかの傷を負う前兆である、とする説がある。
しかし今回のように、指が増えて写ってしまうというケースは非常に珍しい。果たして、この現象は何を意味するのか…我々も見守っていきたいところだ。
(山口敏太郎事務所)