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ZERO1 日高 今度こそ天下一V

 今年で7回目を迎えるZERO1の「天下一ジュニア」だが、第1回大会から連続出場をしているのは日高郁人=写真=ただ一人になる。ここ数年は階級の枠を超えてヘビー級戦線でも活躍。今年もまた優勝候補に日高の名前が上がるが、実はまだ一度も優勝経験はなく、なぜ優勝できないかは七不思議の一つとされている。

 「今年は期するものがある」という日高だが、トーナメント制覇は容易ではない。エントリーする10選手は、IWGPジュニア・タッグ王者のプリンス・デビィットをはじめ、強豪揃い。過去最高のメンバーが集う。
 日高は11・23後楽園大会の2回戦から登場し、マグニチュード岸和田と激突するが、ヘビー級と互角に渡り合う岸和田のパワーに警戒心を強める。

 トーナメントは過酷なものになりそうだが、日高は悲願の初優勝を果たすために、自身に2つの条件を課した。一つはこれまで実践してきたサイコロジーレスリングを貫き通すことだ。「技術では誰にも負けていない」という日高は、試合の際は常に何パターンものシミュレーションを練り、状況に応じて最善の選択肢をチョイスして勝利を目指している。そしてもう一つには、練習の取り組み方をあげ「あと一歩という苦しい時に力を出せるようにするには、普段から自分を追い込んでいくしかない」とした。
 最大の敵は自分自身であり、「プロレスリングに解けない問題はない」というスローガンを掲げる日高は、改めて心身を鍛え上げ、優勝という難解な問題を解いてみせるつもりだ。

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