27日の放送では、国際パラリンピック委員会(IPC)特別親善大使を務める香取、稲垣吾郎、草なぎ剛が、25日に都内で行われた「東京2020パラリンピック1年前カウントダウンイベント」に出席した模様を放送した。
水卜麻美アナウンサーが、「長年、パラリンピックを取材・観戦してきた香取慎吾さん。注目の選手や楽しみ方などパラリンピックの楽しみ方を、たっぷり伝えてもらいます」と28日の生出演を告知。
極楽とんぼ・加藤浩次は、「嬉しいですね、こんなに朝早く来てくれるの」と笑顔。「慎吾ちゃんはパラリンピックのことをやってましたし、競技もいろいろ経験して、インタビューもしているから、いろいろな事が聞けると思いますよ。僕も楽しみです」と声を弾ませた。
「他局はイベントの模様を26日に放送していたが、日テレは25日まで放送された『24時間テレビ』の舞台裏の放送で放送枠がなかった。さらに、日テレといえば、ジャニーズ事務所への忖度度が高く、以前は元SMAP3人の取材にカメラすら出していなかった」(芸能記者)
そんな状態から、急転直下で香取の生出演が決定。加藤といえば、02年放送の香取主演のフジテレビ系ドラマ「人にやさしく」以来の親交。そのため、以前、香取の映像をカットして流した同番組への不満を、露骨に表していたほどだった。
「7月に公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、元SMAP3人の民放への出演に対し圧力をかけたとして注意していたことが報道された。おそらく、日テレもその件へのリアクションで、香取の生出演を決定。日テレが香取を起用したことで、他局もそろそろ動くのでは」(テレビ局関係者)
ネット上では香取の生出演について、「慎吾ちゃんの元気な顔が見られてうれしいです」、「地上波で生放送でしかも加藤さんのスッキリで!」などと歓喜の声があがった。
いずれにせよ、元SMAP3人の本格的なテレビ復帰が近づいたようだ。