同番組は何かに夢中になり、活躍している全国各地の若者を取り上げる内容。タレントのヒロミが同局ゴールデン帯のMCを初めて担当した。
午後8時台の「でんじろうのTHE実験」とともに放送を開始。フジが同時間帯にレギュラーのバラエティー番組2本を編成したのは3年半ぶりだった。
しかし、「アオハルTV」は初回4・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。その後も6・3%(4月28日)を最高に、3〜5%台と苦戦。結局、18日放送の最後、ヒロミは「また会えたら、アオハル見てください」、ナレーションは「またいつかお会いしましょう」と呼び掛け、突然の打ち切りとなってしまった。
「放送前はかなり力を入れていたが、まったく数字が伸びず、現場の士気はダウンする一方。目新しい新企画が生まれるはずもなく、局の上層部としても“ガマンの限界”だったようだ」(テレビ局関係者)
同番組でヒロミとともにレギュラーを務めていたのが、Sexy Zoneの人気メンバーである菊池風磨、佐藤勝利。グループとしての活動のみならず、ソロ公演を開けばすさまじいチケット争奪戦が繰り広げられるだけに、数字を持っていてもおかしくなかったのだが…。
「ジャニーズは2人の活動の幅を広げようと新番組にねじ込んだ。しかし、話題にもならないまま番組は打ち切りになり、厳し過ぎる現実が突き付けられた。今後、なかなかほかの番組に押し込むのが難しくなってしまった」(芸能記者)
同枠の次の番組は未発表だが、どんな番組をぶつけても厳しい結果になりそうだ。