「初回こそ16.4%だったが、あろうことか脚本家が初回で降板。第2話以降、視聴率は落ち込む一方で、第5話で1ケタの9.7%を記録してしまった」(テレビ誌記者)
結婚相談所のアドバイザーをつとめる香取だが、黒木メイサ演じるヒロインで相談所の会員と恋に落ちるという本来ならば御法度の展開で、現実離れしているのも不人気だった理由に違いない。
同じ事務所の反町隆史&速水もこみちはともに“低視聴率男”の汚名を返上できなかった。
反町は韓国ドラマをリメイクした感動作「グッドライフ」に主演したが、初回から全話1ケタ、もこみちは相武紗季主演の「リバウンド」に主役級で出演したが10〜11%台に低迷。「反町ももこみちもルックスもスタイルも申し分ないが、俳優に絶対不可欠な演技力がなく視聴者に飽きられている」(芸能プロ関係者)
美人女優2人の主演ドラマは予想外の大コケぶり。
前作が深夜帯ながら高視聴率を記録した吉瀬美智子主演の「ハガネの女 season2」は木曜午後9時からの放送だったが初回から最終回まで全話1ケタ。「昨年12月に実業家と結婚しファン離れが加速した。結婚をずらせば違ったもう少し視聴率はマシだったはず」(同)
来春のNHK・朝の連続テレビ小説のヒロインに決定した堀北真希主演の「生まれる。」は高齢出産をテーマにした社会派ヒューマンドラマだったが、1ケタと2ケタを行ったり来たりで、「堀北には難しい役過ぎたのでは? 次々と飛び込む仕事をこなすのに手一杯で、役に入り切れていない」(芸能記者)というから売れっ子は辛い?
TOKIO・松岡昌宏主演の「高校生レストラン」もふるわなかった。
「実話をもとにしたドラマだが、少し地味過ぎた。TOKIOが歌う主題歌『見上げた流星』は悪い曲ではないがさっぱり売れない」(同)
ママ友たちのバトルを描いたフジテレビ系「名前をなくした女神」は初回9.5%だったが、バトルの過熱ぶりとともに視聴率を上げ、最終回は15.7%にアップ。平均視聴率では「負け組」だが、健闘ぶりが光った。