『笑楽校』は、よしもとと東京学芸大学がコラボした、「おもしろいこと」を通して子どもの元気と未来を育てる学校で、9月に本開校。開校に先立ち、今月9日から18日まで表参道ヒルズで、家族でいっしょに笑って、楽しんで、学べる夏のイベント『SUMMER SMILE SCHOOL!』が開催中。この日は、ロンブー淳が講師となり、子どもたちと、防犯ブザーがついたソフトバンクの「みまもりケータイ」に、さらにどんな機能をつけたいかを考えた。
夏休み中の子どもたちが詰めかけた教室では、講義が始まると、淳が、自分が楽しいと同時に、周りの人が楽しんでくれそうな機能を考えようとヒントを出し、子どもたちが班に分かれて、アイデアを出し合った。班ごとの発表では、動物の言葉を翻訳してくれる機能や言葉で操作ができる機能など創造性豊かなアイデアが飛び出した。子どもたちから、遊び過ぎないようにするための時間制限機能が発表された際は、教室の後ろで見守っていた保護者たちから拍手が起こる一幕も。
淳は、「頭の中に浮かんだアイデアを人に伝えるという作業をこれからもずっと続けてほしいと思います。恥ずかしがる必要はないです。バカにされても、自分の中に強い思いがあればそれでいいのです。思いついたことを人に発表できる人になっていただきたいです」と子どもたちにエールを送り、「夏休み中に、こんなふうにしたら人生を楽しめるなとか、こんなふうにしたら夏休みが楽しくなるなということを、空を見ながらぜひ考えてください」と語り掛けた。(竹内みちまろ)