張本氏は1月2、3日に開催された箱根駅伝で優勝の大本命と見られていた青山学院大学が2位に終わり、東海大学が優勝したことについて、
「喝だ。青学の原監督に注意の喝。バラエティ出すぎだよ。やっぱり勝ってから出るならいいけどね、人気者はいいですよ、あれだけ出るとね、反感買いますよ。やっぱり人間はヤキモチのところがあるから、『何だ』と。もう勝ったようなつもりで出てるのかということがあるからね。ちょっと注意してもらいたい。スポーツ選手としたらね、終ってなら、出るならいいけどね、これからも続くから、一つ心してチーム作りをしてもらいたい」
と、陸上部長距離ブロック監督で情報番組のコメンテーターなどバラエティ番組にも出演する原晋監督を猛批判する。
これに反論したのが、ゲストの福岡ソフトバンクホークス球団会長王貞治氏。張本氏とは巨人でクリーンナップを組み、「盟友」として知られるが、この意見には、同じ団体競技の監督経験者として黙っていられなかったようで、「たしかにね、負けたら何言われてもしょうがないんですよ」と張本氏の意見に配慮を見せつつ、
「だけど復路の青学は見事でしたね。よくあそこまでね、もう一区あれば勝つんじゃないかってくらいまで頑張りました」
と、選手や監督を責めることなく、頑張りを称賛。張本氏もこの発言には黙るしかなくなってしまう。
張本氏の発言については一部に同意する声もあったものの、「監督がバラエティ番組に出ることと箱根駅伝の成績は関係ない」などと、ネットユーザーから猛批判を浴びることに。そして、選手を褒めて伸ばそうとする王氏の姿勢に称賛が集まった。
6日の放送では、菊池雄星投手のシアトル・マリナーズ入団会見でも、英語を流暢に喋る菊池投手について、張本氏が「大して上手くないね」と吐き捨てるのに対し、「大したものですね」とフォローを入れた王氏。両者の価値観の違いが浮き彫りとなった。
ただし、番組の最後には張本氏が、王氏について「今の時代なら70本は打てる」と豪語。張本氏にとっては王氏が特別な存在であることは、変わりがない様子。願わくばその人間性もリスペクトし、手本としてもらいたいのだが、攻撃的なコメントは今年も相変わらずのようだ。