ところで、OLさんといえば制服ですが、このお店の制服は、ダボダボのワイシャツ。ここで、キャバ嬢の制服について触れておきましょう。12年前も、制服を用意してくれるお店もあれば、衣装は自前というお店もありました。制服があるお店は、当時の私のように、お金がないキャバ嬢にとっては非常にありがたいものです。衣装代って、なんだかんだでけっこうかかっちゃいますから。自前の場合、膝上のミニスカートであることが絶対条件だったお店が多かったですね。ですが最近のキャバ嬢さんの衣装といえば、ロングドレスが主流になりつつあるような気がします。
「女の子の足が見えたほうが嬉しいものなのでは?」という考え方は、もう古いのでしょうか? いや、そんなことはないハズです。足フェチでなくとも、足は、見えないよりは見えたほうがベターでしょう! ひよりちゃん達のワイシャツ制服は、そういう意味ではどストライク! 12年前も、制服がワイシャツだというお店はけっこうありました。当時の私は、「サラリーマンみたいな格好でそそられるものなのか?」と疑問に思っていたのですが、それこそが萌えるポイントなのかもしれません。男物のダボダボなワイシャツを着ている姿は、「カノジョが不意に泊まりに来て、自分の服を貸してあげた」というシチュエーションを連想させます。尚、こちらのお店は、ワイシャツの他にも、セーラー服・ナース服・ミニスカポリス等、週替わりで制服が変わるそう。こういったシステムのお店はけっこう多いので、制服フェチだという人は、そういった観点でお店を選んでみては如何でしょうか。
制服フェチ以外にも、色んなお客さんが来るようで、キャバ嬢さんたちにウケが良いのは、「毎回来るたびに手品を披露してくれる常連さん」なのだとか。「女の子が替わるたびに、同じ手品をイチから披露してくれる姿に癒される」とのことでした。キャバクラで手品って、ベタかなぁと思いきや、キャバ嬢さんのウケは、意外と良いようですね。
逆に、「説教してくるお客さんはちょっと苦手かも」と、ひよりちゃん。「いい歳なんだから、こんなとこで働いてないで、そろそろ結婚して、さっさと子ども産まないと!」などは言うまでもなくNGワード! キャバクラで働いている女の子は、色んな事情を抱えています。人生いろいろ、キャバ嬢もいろいろ。制服もいろいろ。というわけで、次回も「ラブラブピーチーズ」からお届けします。(菊池美佳子)
協力:千歳烏山ラブラブピーチーズ
http://www.k-peaches.com/pc/index.html