◎アドアイヤシャトル
○トレジャーバトル
△イチエイクリッパー
△サクラブライアンス
△マスターソムリエ
一本人気だろうが、降級戦となるアドマイヤシャトルで軸は不動だろう。1000万でも勝ち負けに加わるほど競馬をしていたことを考えれば、メンバー的に力量上位は明らか。相手候補は、やはり1000万からの降級馬になろうか。久々で息持ちに不安はあるが、デキていれば先行しての粘り込みが魅力のトレジャーバトル。失礼だが、あとは目糞鼻糞。離れた3着はどの馬にも可能性があるように思う。自分はイチエイクリッパー、サクラブライアンス、マスターソムリエの3歳牡馬にしたが、絞るのは難しいので鉛筆を転がして選ぶのも手かもしれない。
【馬連】流し (9)軸 (2)(7)(11)(12)
【3連単】フォーメーション (9)→(7)→(2)(11)(12)
◆佐渡特別(新潟10R)
◎マッハヴェロシティ
○ミヤビベガ
△ジャングルハヤテ
△ヒカルマンテンボシ
最初のコーナーまでが長いためだろうが、先行馬にとっては前半楽な流れになりやすい新潟の芝2200m。ただ、内回りなので外回りコースと違い、差し馬も早めに動きだす傾向にあるので逃げ先行は終いがきつくなる。狙いは、中団につける差し馬。それほど単純ではないのかもしれないが、大きく外れてもいないだろう。本命は8カ月ぶりの実戦となるマッハヴェロシティ。青葉賞2着、ダービー8着の実績は、このクラスでは力量上位。休み明けの今回が買いだろう。相手候補には、過信できないものの、この条件で安定した成績を残すミヤビベガ。少頭数なのでヒモはジャングル、ヒカルまでにとどめておきたい。
【馬連】流し (1)軸 (3)(4)(6)
【3連単】フォーメーション (1)→(4)(6)→(3)(4)(6)
◆松前特別(函館11R)
◎コスモエンペラー
○レンディル
▲サトノトップガン
△ニシノプライスレス
△トパンガ
コーナーを何回も通過する小回りの長距離戦で予想するのが厄介な舞台設定のレース。参考レースは、同じ舞台の北海ハンデキャップだろうが、負担重量云々を比較していると、かえって頭が混乱してしまう。小回り適性は未知数だが、ステイヤーの資質を買ってコスモエンペラーを狙ってみたい。相手は、56キロながら前記の北海HCで僅差3着したレンディル。すんなり行ければ勝ち負け可能だろう。他では前走大敗も地力のあるサトノトップガン、洋芝の合うニシノプライスレス、昇級ながらコース適性の点でトパンガ。
【馬連】流し (3)軸 (1)(2)(5)(6)
【3連単】フォーメーション (3)(5)→(3)(5)(1)→(1)(2)(3)(5)(6)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。