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松本人志、オリラジ中田、茂木健一郎をめぐる点と線「干されるのは一体誰か?」

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中田敦彦

 脳科学者の茂木健一郎氏がツイッターで「地上波はオワコン」「大物とか言われている人たちは、国際水準のコメディアンとはかけ離れているし、本当に『終わっている』」などと非難したのは2017年2月。しかし、そこから端を発する騒動は1年半以上経つ今も続いていた。

 経緯をおさらいしておこう。その発言に反応したダウンタウン松本人志から、同氏は「面白くない茂木さんに言われても全く刺さらねー」と返り討ちに遭う。

 その時、茂木氏側に立ったのがオリエンタルラジオ・中田敦彦だった。「茂木さんのオワコン論支持!」と銘打ったブログで、「大御所の番組に出演して大御所に面白くないと言われ公開処刑されてしまいました」と、“大御所”批判キャンペーンを開始したのだ。

 しばらくこの冷戦に動きはなかったが、なんと今年に入り、中田は2番組もワイドショーのレギュラーを失った(うち1番組は相方の藤森慎吾と共演)。この異常事態に、中田は「松本に干された」という噂が駆け巡ったが、9日発売の雑誌が、「番組卒業が続いたのは、松本さんの一件で干されたわけじゃない?」という問いかけに対し、中田が「干されたってことじゃない。仕事を整理したんです」と強気の姿勢を見せていたことが分かった。

 すると10月10日の昼1時頃、このニュースを受けた形で茂木氏がブログを更新。同氏の言を借りると、「今の小学生、中学生、高校生、大学生、若者と喋っていると、ほんとうにテレビを見ていない」とし、「若い世代にとってはネット>>>>テレビ」と言及。その上で「テレビが中田さんを干すのではなく、中田さんがテレビを干すことこそを恐れるべき時代になっているのではないかと思う」と持論を述べた。

 この発言を知ってか知らずか、中田は同じ日の夕方6時からオンエアされた『オリエンタルラジオ 中田敦彦のオールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)の中で、ネットで販売しているTシャツが大反響を巻き起こしていることに触れたのだ。それがまた何者かへの“挑発”とも思える口調だった。「正直、ぶっちゃけな話、先週1日分のギャラは諸先輩方のギャラの半年分を上回っている。『ごめんなさい先輩!』と。俺は皆さんが半年分で稼ぐものを先週だけで稼ぎましたよ。それぐらいの大成功」と言ってのけている。

 「中田はこれ以外にも講演会や漫画のプロデュース、ファッションブランドの立ち上げ、様々なクリエイターとコラボして刺激的なプロジェクトを仕掛ける会員制コミュニケーションサロンを開設するなど、テレビ以外の動きを活発化させている。『仕事を整理している』という言葉も、あながち嘘ではない」(芸能ライター)

 今年7月、総務省の調査で、40歳代でインターネットの利用率が平日で83.5%と、テレビ(83.0%)を初めて逆転。10〜30代ではもともとネット利用率が高かったが、いよいよネットがテレビを侵食し始めたことがうかがえる。「テレビから干される」という言葉が、いつか死語になる日も近いのかもしれない。

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