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【ドラマティックレビュー:有馬記念】どこよりも早い来年の有馬&宝塚記念対策

 有馬記念当日は中山競馬場のすぐそばで仕事。現場に向かう時から、今日はやはり特別な日であることを痛感。電車の中では「3連複って何?」という会話が聞こえてきたり、ギャルが競馬新聞を眺めていたり、的場文男騎手にそっくりなオジさんを目撃したり(これは関係ないか)非常に稀な光景。目と鼻の先でビッグレースが行われているというのに、生観戦はおろか、リアルタイムで中継を見ることさえもできないという、競馬ファンにとってこの上ない苦痛を強いられることになった僕。仕事が一段落し、一息つこうと西船橋の喫茶店に入れば、どの席からも「シップ」「シップ」「シップ」と聞こえてくる。耳を塞ぎながら店を後にし、映像を見て納得。そして馬券を外したことがわかり、ガッカリ…からの爽快感。シップはシップでも勝ったのはゴールドシップの方。最後方から豪快なまくり、お見事。もう1頭のシップ、ルーラーシップは3着。大きく出遅れながらもこの結果。こちらも衝撃的でしたが、馬券的にはオーシャンブルーの取捨選択が運命の分かれ道でしたね。そこで、大一番を勝利で締めくくれなかった反省と今回初めて馬券を買って悔しい思いをした方のために、かなり気が早いですが、来年の有馬記念そして宝塚記念対策を提案してみようと思います。

 それは「とりあえず金鯱賞の好走馬は抑えておこう」というもの。金鯱賞というレースはこれまで上半期のグランプリレース、宝塚記念の前哨戦となっていたレースで、金鯱賞で結果を出した馬が次走の宝塚記念で力を見せるケースが多く、有馬記念は宝塚記念で好走した馬が馬券に絡むケースが目立ちます。ちなみに金鯱賞は今年から開催時期を冬に移行。一流馬が参戦するジャパンカップ直後、有馬記念の前という時期にあたることもあり、出走馬のレベルがこれまでよりは下がったわけですが、今年の金鯱賞の勝ち馬、オーシャンブルーが有馬で10番人気でありながら2着となったことを踏まえると、レベルの下がった金鯱賞の好走馬と軽視するのは禁物、有馬(関連性から宝塚も)で穴を空ける馬はここにいるというのが今後の流れになると見てもいいかもしれません。なので、オーシャンブルーだけでなく、例えば金鯱賞2着だった3歳馬、ダイワマッジョーレがこれから力をつけて宝塚に出走する事があれば、こちらも馬券に取り入れたら嬉しい結果になるかも…。

 あくまでも、個人的な考察に過ぎませんが、今回の有馬で初めて馬券を買った皆さん、これに懲りずまた馬券買って下さいね! そして、次こそはお互いに良い思いをしましょう!

〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。今年度のおこづかい馬券の成績は現時点で回収率137%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。

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