まずは、沖縄の某有名ゴルフ場に勤務する男性スタッフの証言だ。
「数カ月前のことでした。ビックリしましたね。だって松田聖子とあの前の夫、え〜と…名前はなんでしたっけ? あの歯科医の…そうそう、波多野とかいう男前の彼ですよ。2人が一緒にゴルフをやっていたんです。ほかにも何人か知り合いがいたみたいで4、5人で(コースを)回ってました」
それだけではない。ある芸能プロ関係者は「最近、都内の有名レストランで聖子と波多野さんが食事デートを楽しんでいるのを目撃した人がいる」と証言する。
離婚したはずの聖子と波多野さんは果たして復縁へ向かっているのだろうか?
カギを握るのは聖子のレコード会社移籍だ。ソニーレコーズ所属だった聖子は、今年に入ってとうとう外資系レコード会社「ユニバーサルミュージック」に移籍した。
「ユニバーサルに入ったからには欧米でのヒット曲も求められる。特に聖子は全米再進出を狙っているだけに、米ロサンゼルスに歯科を開業するといわれる波多野さんともう一度歩調を共にして、お互い全米でのビジネスに協力し合っていくのではないか、とみられているんです」(音楽関係者)
ここまでの情報を総合的に分析すれば、聖子と波多野さんの復縁は既定路線のようにも思える。だが、かつての聖子をよく知る芸能プロ関係者はその行く末を心配する。
「聖子のソニーからユニバーサルへの移籍は、聖子がキレたから。90年代以降は作詞作曲を含めて曲作りをすべて聖子が手掛けてきたんですが、最近は何を作っても売れない。それなのに聖子は自分の能力が時代を先取りしすぎて日本では理解されないと勝手に思い込んでいるんです。もう一度アメリカで挑戦すれば売れるかもしれない、そのためには全米に強い外資のレコード会社…ということになり、ソニーに三くだり半を突きつけたんですよ。でも逆にソニーはホッとしたみたいですよ。売れないのに抱えているのは赤字をタレ流すだけですからね」(前出同)
よく考えてみれば、この状況は、あの小室哲哉に酷似していないだろうか?
小室もダンスミュージック全盛時代をプロデュースした自信からか、売れなくなった時、自分の能力が壁にブチ当たったと思わないで、「日本が遅れているから売れないだけ、アメリカなら浸透するはず」と考えた。そのため売れない曲を作り続けて失敗。結果、金がなくなってしまい5億円詐欺事件を起こし逮捕…哀れな末路を迎えてしまったことは今さら説明するまでもないだろう。
もちろん、考え方が似ていたとしても同じ結果を招くとは限らない。しかし、復縁するならば聖子には幸せになってほしいものだ。
◎年々若返る!? ツアーは大盛況
移籍第1弾の全国ツアーとして聖子は今月10〜12日、3日連続ライブを日本武道館で行った。DVD撮影が同時進行となったこともあり、いつも以上にステージ狭しと縦横無尽に飛び回った。
47歳にして歌って踊っての派手なパフォーマンスを見せ、会場に詰め掛けた約1万人のファンも大満足。来年デビュー30周年を迎える聖子に対しファンは「昔にタイムスリップしたみたいだ」「なんだか年々若返っている」と絶賛の嵐だった。
約9割はオシャレな30〜50代女性で残りの1割は中年おじさん。「このおじさんたちが、我を忘れて年がいもなくスタンディングオベーション。聖子〜!! とステージに向かって絶叫してましたよ」(音楽関係者)。
武道館コンサートを見る限り、聖子もその信者もまだまだ健在だ。