まず、1度目の自殺願望を口にする小森。
「私、19歳の時に付き合っていた彼氏と電話でたわいもない喧嘩になっちゃって。その時、彼氏から『お前なんか死ねよ』って言われて、『じゃあ死んでやるよ』っていう気持ちから、(自宅が)3階だったんですけど、そのまま飛び降りたんです」と売り言葉に買い言葉で衝動的に自殺を図ったらしい。
ただ、飛び降りたのが3階からだったので死ぬことはできず、「植木みたいなところに落ちたんで足の裏切った」と軽傷ですんだようだ。
そして、2度目の自殺願望が芽生えたのが、ペニーオークション騒動が発覚した時。
小森は「そもそも、ペニーオークションがどういうものなのか、私含めて事務所もわかってなかったんです」と当時はペニーオークションのことをよく理解していないまま、自身のブログを更新し続けていたと語る。
そして、問題が発覚した小森にとって、1番辛かったのがSNSでの誹謗中傷。
「SNSでの誹謗中傷がとにかく凄くて、『消えろ』『死ね』とか。死ねっていう文字って電話越しで知っている人に『お前死ねよ』って言われるのとは訳が違う。SNS上で誰かわからない人に『死ね』って言われる。余計に重かった」と精神的にかなり追い込まれたのだという。
それから、「『消えちゃいたい』『存在をゼロにしたい』っていう気持ちがわからなくもない。当時は本当にそうでしたね」と自殺を意識し始めたようだ。
ただ、「旦那が理解してくれていたので、『一緒に頑張っていこうよ』って声をかけてくれたりとか。その時、芸能界を引退しようって考えていたんですけど、母親が『辞めるってことはファンの方たちから逃げること。ペニオクの件からも逃げることになるから、辞めずに続けることが償うことになる』って叱られたんです」とドン底にいた小森だったが、周囲の人たちの、時に優しく時に厳しいフォローがあり、今は前向きに生きることができていると語った。