キクチ Flower Notesはどんなグループですか?
高橋 Label The Gardenという日本コロムビアで4月にできたアイドルレーベルがあり、そこでの第1弾グループとして、seeDreamが6月にできました。そこから選抜メンバーという形で選ばれたのが、Flower Notesになります。
キクチ ずっとレッスンしながら競っての選抜の6人なんですね。発表された時の気持ちはどうだったのか、みなさん聞かせて下さい。
湊 KawaiianTVさんで発表がありました。次回、発表という時にみんな緊張で、その日の楽屋とかは、無口になってしまったくらいでした。
キクチ ギスギスしていたわけじゃないですよね?
湊 緊張です(笑)。私自身も北海道から上京してきているので、親にも「選抜に入ったよ」と伝えたくて。名前を呼ばれた時は、言葉にできないくらいうれしかったです。これから頑張ろうっていう気持ちが大きくなりました。
キクチ わかりました。それでは次は木村さん。
木村 選抜発表がある日の2週間前に予告され、そこから最後まで頑張ろうって思っていました。それでも自信がなくて、選ばれないんじゃないかという思いが前日からすっごいありました。選ばれなかった時に更新するブログを発表前に書いていました(笑)。でも選抜発表で名前が呼ばれて、みんなは名前が呼ばれた時に、「はい」って答えていたのですが、私は、「へっ」って言っちゃったんです。
キクチ すっごいネガティブだね(笑)。
木村 ネガティブなんです。メンバーの中では、一番ネガティブなんです(笑)。
キクチ それはキャラにしよう! 無理にポジティブになる必要はないと思うので。毎回、ダメだった時のブログを用意しておこう(笑)。
木村 でも、前を向いていこうと…。
キクチ ネガティブなのに前向きだね、面白い。次は長澤さん。
長澤 私も選ばれる日が決まってから全然寝れなくて。落ちた時用のコメントを頭の中に…。当日、呼ばれるメンバーの中では私が最後でした。これは落ちた…と思って。泣いてしまって、呼ばれた時に返事もできませんでした。
キクチ ネガティブ二人目だね(笑)。
長澤 呼ばれるメンバーが6人と聞いていたので、5人まで呼ばれて、まだ呼ばれなくて…。これは落ちた時用のコメントだなって思って泣いていました。ただ、隣の葉月からは、「何泣いてんの?」みたいな感じで見られていたんですよ(笑)。
葉月 見てない! 見てない!
キクチ 私、はやく呼ばれてるし! って感じだったんだね。
長澤 でも、葉月は私の直前で呼ばれたんですよ(笑)。
キクチ よく急に余裕になったね(笑)。ではその葉月さん。
葉月 私はポジティブで絶対に入ると思っていました。まだ決まっていない時に選抜とそうでないメンバーのスケジュールが送られてきたのですが、その時にFlower Notesは私のグループだって思っていました。
キクチ 根拠のないポジティブだね(笑)。
葉月 発表の時はドキドキしましたが、前日の眠れないとかはなくて、ぐっすり寝れました。選抜に選ばれた時のコメントを考えていました。私は3番目くらいに呼ばれるかなって思っていたのに5番目でした(笑)。
キクチ 勝手に全部、自分で決めていく感じだね。
葉月 なかなか呼ばれないので、「どうしよう」と思って、5番目に呼ばれてほっとしました。本当に選ばれてよかったです。ここから新たな一歩を踏み出したいです。
キクチ わかりました。藤井さんはどうでしたか?
藤井 私もドキドキしていました。私は家族だけではなくて、学校の先生とかクラスメイトとか、ママの友達も応援して頂いていたので。はじめてのステージが東京アイドルフェスティバルだったのですが、その時にも私が知らないママのお友達も見にきてくれて。
キクチ 周りみんなが応援してくれてるんだね。
藤井 これは応援してくれているみんなのためにもネガティブに考えちゃいけないなと思っていました。自分ができることは精一杯やって、どんな結果であっても、悔いがないようにやろうと。ただ、発表の前日になると、さすがに憂欝になってしまって。
キクチ でも、「選抜に入るぞ!」とは思っていたんだね。
藤井 はい。選抜に入れた時は、友達にも連絡して、みんなすっごく喜んでもらえました。「今度、サインちょうだい!」とか言ってもらえました。これからメジャーデビューするにあたって、もっと頑張っていかなければいけないと思っています。
キクチ 最年少なんですよね。グループの最年少はしっかりしてきますから、もうその感じはありますね。
藤井 中身はアラサーって言われることもあるんです。
キクチ それでは、高橋さん、お願いします。
高橋 私は、12人体制の時のseeDreamの時からリーダーをやらせて頂いてて、ファンの方からは、選抜に入ることについては「大丈夫だよ」と言われていました。ファンの方のほうがドンッと構えていて、私の方がドキドキしていました。不安なのに、心配してくれる方が少なかったんです。それが逆にプレッシャーで…。
キクチ 絶対、選ばれなきゃいけないと思っちゃうよね。
高橋 選ばれなきゃ、顔が立たないというか…。
キクチ 全体のリーダーに選ばれた時は?
高橋 昔からリーダーのタイプではなくて、教室でひとりで端っこにいるみたいな…。人見知りなんですよね。クラスでも中心グループに付け足された子だったんです。
キクチ でも、今は周りの人からも頼りにされてるんじゃないですか?
一同 …。
キクチ みんな全然うなずかないじゃん。
藤井 王道のアイドルなんです。でも何かぬけてるんですよ。あと、代謝がよくていつもステージでは長澤とともに汗がびしょびしょです。
キクチ それはいいよね。ちょっと頑張っているだけで、いっぱい頑張っているように見えるから。でもしっかりしているようには見えるけどね。
湊 アイドルのリーダーとしてはしっかりしているのですが、プライベートの面でおっちょこちょいで。みんなで移動している時に一人だけ靴が壊れて歩けなくなったりとか、そんなところがぬけていると思うんです。
藤井 あと、私も決してはやくはないのですが、準備が遅いんです。だいたいいつもビリで、「待って〜」って言ってます。
キクチ このグループでは年齢は一番上なの?
木村 私が今、20歳で一番年上です。
高橋 いや、もう21歳だから! 私が20歳です。
キクチ どういうこと?
木村 私はまだ誕生日がきてないのに、21歳にしたがるんですよ。1個上というのを主張したがるんです。
キクチ なるほど。湊さんは全体のリーダーである高橋さんとは別にFlower Notesとしてのリーダーですね。
湊 私は経験者ですが、アイドル初心者の子が多いです。経験者である私がしっかりしなきゃという思いは強いので頑張りたいです。
キクチ サブリーダーは葉月さんですね。サブリーダーにポジティブを入れておくのはいいかもしれないですね。
葉月 選ばれないと思っていたんですよ私。“リーダー”という感じではないので。
キクチ それは何となくわかる(笑)。
葉月 選ばれた時に、自分を変えなきゃなって思って、ダンスレッスンの時もあんまり発言とかしてなかったのですが、「ここはこうした方がいんじゃない」とか発言するようになりました。リーダーを支えるのを頑張っています。
キクチ ネガティブな木村さんにも何か役職を考えましょうよ。
葉月 木村はゴリラのモノマネが得意なんです。
キクチ ちょっと今のところ、意味がわからないけど…。それではちょっとやってもらいましょう。
(木村がゴリラのモノマネ)
キクチ ちょっとこれ、アイドルとしてダメなくらいの…(笑)。
木村 はじめてやった時に、ファンの方に「芸人枠にはいかないで!」って言われました。
キクチ もうひとりのネガティブキャラの長澤さんの役柄は?
長澤 私はネガティブキャラじゃないんです。本当は毒舌キャラなんです。
キクチ それでは毒舌でメンバーをバサバサいっちゃってくださいよ。
長澤 湊は北海道出身なのに色黒なんです。毎日、日焼け止めを塗っています。木村はゴリラのモノマネができるのでゴリラですね。葉月はとくに何もないです。
キクチ 何もない!?
葉月 かなしいよ(笑)。
長澤 あえて言うなら、普段は結構、“塩”ですね(笑)。藤井は最年少なのにオバチャンっぽいです。歌声も大人っぽいので。歌声に関しては尊敬もしているんですけどね。高橋はぬけてるところがありすぎて…どこをつっこもうって感じですね。あえて言うなら滑舌がすごい悪いです。
キクチ さすが毒舌キャラ! バサバサ斬ったね。それでは最後にFlower Notesとしての今後の活動の意気込みをお願いします。
高橋 私はいつか、Flower Notesがオリコンの上位を狙えるような大きなグループにしていきたいと思っています。12月7日に「恋花」をリリースするのですが、そのリリースイベントも9月17日からはじまるので、たくさんの方に手にとって頂きたいです。
藤井 私ははじめてLabel The Gardenで、アイドルになりました。まだはじまって間もないですが、メジャーデビューするからには、アイドル界のテッペンを獲りたいと思っています。まだまだ世間には知られていませんが、どんどん他の有名なアイドルさんと対バンライブをできるようになりたいし、日本武道館のような大きなステージで単独で立って、今まで支えてくれたみなさんに恩返しができるようなアイドルになりたいと思います。
葉月 Flower Notesとして6人になり、ダンスも細かいところまであわせないとすごい目立ってしまうと思います。ダンスや歌で迫力があるアイドルになりたいです。私たちのパフォーマンスを見て、「すごいな!」と思ってもらえるようなグループになりたいです。「アイドルといえば、Flower Notes」と言ってもらえるようなグループになりたいです。
長澤 小さい子からおじいちゃん、おばあちゃんまで、「Flower Notesになりたい!」と言ってもらえるようなグループになりたいです。
キクチ おじいちゃん、おばあちゃんは難しそうだね(笑)。
長澤 それくらいな国民的アイドルになりたいと思います。オリコンランキングでも常に上位にランクインできるようなグループになりたいです。あと、遊園地とかに行けないくらい顔が知られるアイドルになりたいです。
木村 応援して下さる方に「楽しい!」と思ってもらえるようなグループになりたいです。あと、絶対に東京ドームにはたどりつけるように頑張りたいと思っています。
キクチ ネガティブじゃないことをちゃんと言いましたね。では、最後にリーダー、お願いします。
湊 Flower Notesは、「ひとつの歌を軸にダンスで彩る」というコンセプトがあるので、私たちの歌声やダンスなどのパフォーマンスで見ている方に笑顔や夢や元気や感動を与えられるような大きなアイドルを目指したいです。他にもたくさんのお仕事ができるようなグループになりたいと思います。