記事によると、同番組は全国の歌自慢がカラオケマシンの採点を競う番組の特別版。ヒット曲を持つ歌手本人が登場し、持ち歌で最高点を目指す。
特別版だけに、酒井のほか、相川七瀬、石井明美、イモ欽トリオ、大川栄策、小野正利、葛城ユキ、堺正章、嶋大輔ら豪華歌手陣がヒット曲を歌唱するという。
酒井は08年4月放送のNHK「Songs」以来、11年ぶりの地上波での歌唱。「碧いうさぎ」を手話を交え披露するというのだ。
酒井は2009年10月、覚せい剤取締法違反で東京地方裁判所から懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受け、執行猶予明けに芸能活動を再開していた。
「逮捕までの約1週間、逃亡劇を繰り広げたことでかなりイメージダウン。再開はしたものの、地上波は報道番組以外はスポンサーの反応を気にしてオファーがなかった。ライブを行う際もそれなりの規模の会場が借りられず。海外での活動も行っているが、国内では細々と芸能活動を続けるしかなかった」(音楽業界関係者)
しかし、地上波への“復帰”が実現したことで、流れが変わりそうだというのだ。
「どこかの局が出せば、他局も『じゃあ、うちも出してみるか』となるもの。代表曲があるのが大きな強みなので、他局の音楽特番からもオファーがありそう。女優としては、かなりブランクがあるので厳しそうだが」(テレビ局関係者)
逮捕から10年、酒井は自分の犯した罪の重さを思い知らされたはずだ。