酒井は北京時間の1月7日、Weiboを更新し、中国のファンに新年のあいさつ。「昨年のあなたへの愛をありがとう」とコメントすると、登録されているファンサイトのメンバーへのリンク、および決済アプリ「アリペイ」や銀行口座などいくつかの支払いチャンネルへのリンクを共有した。これに対して、フォロワーは送金を要求しているのでは?と思い、「物乞いでは?」と指摘する声が相次ぎ、「シャブババアは中国に来て物乞いするのが恥ずかしくないのか?中国人をバカにしてるよね、ババアはさっさと日本に帰れ」「もうすぐAVデビューしそう」「写真の加工がすごい」など辛らつな声が飛び交った。
その後、当該の投稿は削除されたが、まだ炎上が続いており、中国では新聞やテレビの情報番組でも取り上げられ、騒動になっている。
酒井は2009年、当時プロサーファーで夫だった高相祐一氏と覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた後、2012年11月に復帰。しかし、日本での芸能活動はうまくいかず、1990年から活動をしていた中国やアジア圏にも活躍の場を広げた。当時は台湾、中国、香港などアジア圏で大人気。香港では“怪物級美魔女”などと呼ばれ、2000年に単独ライブを開催し、復帰後の2014年にも音楽祭『香港アジアポップ・ミュージックフェスティバル』にゲスト出演している。当時の現地の人気ぶりは、すでにモンスター級と言われていた。
しかし、日本では金欠ぶりもたびたび報道され、パチンコ店の営業で乗り切っていると報道されたこともあった。
今回の件を酒井の所属事務所に問い合わせると、「誤解を招く発言があったので、当社で判断し、削除しました」と回答。そして、「数時間以内に謝罪文を公表します」(11:30現在)とも語った。
その後、酒井は12:15分頃、「Weibo(微博)」に謝罪文を掲載。「昨日の投稿により皆様にご不快な思いをおかけし大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
「酒井法子のWEIBOは、日本のファンクラブ運営代行会社で管理しており、日本の有料ファンクラブサービスをPRしたことは、今まで酒井法子を応援する中国ファンに誤解を大きく招いてしまい、深く反省しております」と弁明した。しかし前回の投稿にファンクラブの記載は一切なかったことから、再び批判されている。
酒井は中国のファンの誤解を解けるだろうか。